採用担当者に確実に好印象を与える方法とは?
簡単です。有能で、資格を備え、面接でそつなく振る舞うこと。
しかし、IBM Watsonの人事担当副社長、オベド・ルイサン氏によると、候補者が採用担当者にとって抗いがたい存在となる、あまり知られていない特性がほかにもいくつかあります。
面接でこうした資質を伝えられれば、成功に大きく近づけるでしょう。
ルイサン氏によると、求職者が優位に立つための4つの資質は次のとおりです。
1. 好奇心が旺盛
ルイサン氏によると、この特性は、質問に答えるコンピューターシステムに注力するテクノロジー企業の部門、IBM Watsonで特に重要です。
「多くのIBM社員を結びつけているものの一つは、尽きることのない好奇心だと思います」と同氏は言います。「当社は大規模な組織で、常に新しい事業に取り組んでいます。ですから、好奇心と粘り強さという特性を社員が共有できることが大切です。」
学ぶ意欲はどんな求職者にとっても望ましい資質です。次の面接ではぜひアピールしましょう。
2. 世界情勢に関心がある
国際経済の結びつきがますます強まるなか、関心が国境を越えて広がっていることを示すのは有効です。
「当社は非常にグローバルな組織です」とルイサン氏は言います。「海外での経験がある人や、旅行を通じてでも世界に関心を持つ人。グローバルな視点で考える人を迎えることも、当社にとって非常に重要です。」
では、グローバルな視点を持っていることをどう示せばよいでしょうか。これまでの旅行経験について話すのも一つの方法です。
「世界のさまざまな地域に実際に足を運ぶことで、世界への関心を示せます」と同氏は言います。「大学時代やその後に、世界の別の地域で仕事をしたり、経験を積んだり、個性的な休暇を過ごしたりすることを選んだ人はかなりいます。」
ただし、誰もが海外を広く旅行する機会や経済的な余裕に恵まれているわけではありません。まだ世界を見て回っていなくても、世界情勢への関心を示せるよう準備しておきましょう。特に、応募先の組織に関わるテーマが重要です。
3. チームプレーヤーである
ルイサン氏は、「自分のことしか考えていない人」を常に警戒していると言います。最初からチームを重視する人だと伝えられれば、多くの採用担当者に対して一歩リードできます。
「私たちの職場では、チームで取り組み、協力し合い、ともに成長することで仕事を進めていると思います」と同氏は言います。「その人がチームの一員として働くことではなく、自分のことだけに終始しているなら、一般にそれは警戒すべき兆候です。」
4. 自分らしさがある
採用担当者は社風に合う人材を見極める訓練を受けているかもしれませんが、優れた担当者は、考え方の多様性を促すことも重要だと理解しています。組織の価値観に沿う人を採用するのは問題ありませんが、チームの全員がまったく同じ考え方になるほどであってはいけません。
ですから、面接では気負わず自分らしく振る舞いましょう。問題の解決方法や仕事への取り組み方における、あなたならではの視点をアピールしてください。
「私たちと異なる考え方をする人を、当社は高く評価します」とルイサン氏は言います。「自分らしさを保ち、好奇心を表に出し、その人ならではの個性を示してくれると、私たちに刺激を与え、新たな領域へ導いてくれるので、歓迎します。」


