一瞬の判断を下すときには、大きなプレッシャーが伴います。動けなくなったり、誤った行動を取ったりするのは簡単です。
元原子力潜水艦艦長のデビッド・マーケ氏は、変化の速い状況や強いプレッシャーのかかる状況で、リーダーが正しい判断を下す方法について、いくつかの考えを示しています。

彼は、あらゆる意思決定において、本当に重要なのは準備だと述べています。それは秘密でも近道でもなく、ただの真実です。計画と専門知識があれば、どんな状況でも切り抜け、正しい判断を下すことができます。
マーケ氏は米国潜水艦部隊に約30年間所属し、USSサンタフェでの経験について、著書『Turn The Ship Around! A True Story of Turning Followers Into Leaders』を執筆しました。
「人間は、いざという瞬間に『正しい判断を下す』ように見えるリーダーを称賛しがちです。その判断に至るまでの、はるかに重要な努力には目を向けません」と、同氏はBusiness Insiderに語りました。
同氏はその例として、2009年にハドソン川への着水に成功したUSエアウェイズのチェスリー・サレンバーガー機長を挙げました。
「機内にいた155人の命を救った決定的な数分間に注目するのはドラマチックです。しかし、シミュレーターでの地道な訓練、何千時間もの飛行経験、操縦室の乗務員たちとさまざまな『もしも』について話し合うこと、そして思考実験を行うことが、その数分間の土台を築いたのです」とマーケ氏は述べました。
「勝者と敗者を分けるのは、勝ちたいという意欲ではありません。勝つための準備をしたいという意欲です」とマーケ氏は述べました。「それはたいてい、困難で、退屈で、骨が折れ、心理的な満足感もあまり得られません。」

