イタリアの暮らしは多くの人の憧れです。食事や気候、そしてほかの「甘い生活の要素が、この国を世界で最も健康な人々の国にしています。それだけではありません。ユーロスタットのデータによると、イタリアの人々の就業期間はEUで最も短く、平均わずか30.7年です。
対照的に、勤勉なスウェーデンの人々は41.2年と、さらに10年長く働きます。北海を挟んだ隣国のオランダ、デンマーク、英国、ドイツでも、同様に就業期間が長くなっています。

欧州では、以前より長い年数働く人が増えています。2015年、欧州の人々は平均して、わずか10年前より1.9年長く働いていました。
マルタでは、2005年から2015年にかけて平均就業期間が5.1年延びました。しかし、働く期間は今も33.4年と見込まれることを考えると、北に住む友人たちが気の毒に思うことはあまりなさそうです。
もちろん、スウェーデンの人々の就業期間が最も長いからといって、オフィスの机に縛りつけられているわけではありません。OECD諸国では従業員の13%が週50時間を超えて働いていますが、スウェーデンではそうした人はわずか1%です。スウェーデンは、家族に配慮した職場の制度でもよく知られています。たとえば、手厚い産休・育休や、平均より短い労働日などです。ワークライフバランスを大切にする姿勢が、これほど長く働き続けられる理由なのかもしれません。

