キャリアコーチがあなたの仕事について教えてくれること

Soccer Football - Chile v Germany - FIFA Confederations Cup Russia 2017 - Final - Saint Petersburg Stadium, St. Petersburg, Russia - July 2, 2017 Germany coach Joachim Low gestures to Chile’s Pablo Hernandez REUTERS/Kai Pfaffenbach - RTS19HWE
Working with Fraser-Thill made me realize that for years, I'd been leaving my career development to chance.Image: REUTERS/Kai Pfaffenbach
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レベッカ・フレイザー=スリルとの初めての電話で、15分ほどたった頃、「なるほど」と思う瞬間が訪れた。

私は、Business Insiderのシニア記者という肩書きを得たら、どう振る舞いが変わるかを話していた。自分が書きたい記事に取り組むのにふさわしい人間だと自信を持てるようになり、編集者に提案する記事についても、もっと慎重に考えるようになるだろう、と。

「興味深いですね」とフレイザー=スリルは言った。「というのも、この二つはどちらも、今の生活に取り入れられることだと思うからです」

ああ。

「『成功するまで成功者のふりをする』という考えを全面的に信じているわけではありません」と彼女は付け加えた。「でも、ときにはそうであるかのように振る舞わなければならない、という面もあります」

フレイザー=スリルはキャリアコーチだ。この2か月、私は彼女のクライアントの一人だった。キャリアコーチやリーダーシップコーチを記事の取材源として使うことは比較的よくあるが、彼らが日々どんな仕事をしているのか知らないことに気づき、この記事を編集者に提案した。

正直に言うと、私はそれほど多くの助言が必要だとは思っていなかった。仕事をしてきた中で、混乱したり圧倒されたりした時期はあったものの、フレイザー=スリルに相談したときは、自分の仕事にも、より広い意味でのキャリアにも、かなり満足していた。コーチングに申し込んだのは、こうした仕事をする人がどのように働いているのか、実際に知りたかったからだ。

ネタバレすると、私は助言を必要としていた。少なくとも、自分が思っていた以上に必要だった。フレイザー=スリルと取り組むうちに、何年もの間、自分のキャリア形成を成り行き任せにしていたと気づいた。

フレイザー=スリルは、Pivotのコーチングチームで活動している。チームを率いるのは、元グーグル社員のジェニー・ブレイクで、彼女には2016年にインタビューした。

フレイザー=スリルの「ジャンプスタート」プランは、45分の電話セッション2回を含み、料金は497ドルだ。Pivotはジャンプスタートプラン2回分の登録料を負担してくれたので、フレイザー=スリルと合計3時間話すことができた。質問や近況報告があれば、いつでもメールを送ることもできた。

5月の初回電話の前に、フレイザー=スリルから、何について話したいかを尋ねるメールが届いた。私はBusiness Insiderで昇進し、いずれシニア記者の肩書きを得たいと伝えていた。

電話に出た瞬間から、フレイザー=スリルの熱意が伝わってきた。私が自虐的なことを言って笑わせようとすると、「そうそう!」や「うーん」といった反応が何度もあり、楽しそうに笑ってくれた。

初回の電話で私は、仕事のレベルを上げるために特定の肩書きを得るのを待っていたが、その肩書きを得る唯一の方法は、仕事のレベルを上げることだと気づいた。大発見というほどではないが、自分のキャリアに当てはめて考えたことはなかった。

フレイザー=スリルとの電話セッションは2週間おきにあり、その間に、二人で考えた課題、つまり「アクションワーク」に取り組むことになっていた。

初回セッション後のアクションワークは、自分の担当分野で特定の種類の記事のアイデアを練ることだった。難しいとは思わなかったのに、結局、2回目のセッション前日の午後まで先延ばしにした。毎日、割り当てられた課題よりも差し迫った用事が何かしら起きるように思えた。

2回目の電話で、そのことをフレイザー=スリルに話した。アクションワークに取り組むようカレンダーにリマインダーを設定する案を思いつき、数日はうまくいったが、その後は無視してしまった。

就職活動について、「仕事探しはもう一つの仕事のようなもの」という、陳腐だが真実を突いた格言がある。キャリアコーチングについても、私は似たように感じた。自分の専門的な成長に取り組むことは、Business Insiderで追加の責任を引き受けるようなものだった。ただし、やり遂げなくても解雇されるわけではないので、つい先延ばしにしたくなった。

また、フレイザー=スリルの言う、仕事に本腰を入れる「スプリント」を始めるのに最適な時期など、決して来ないのだと気づいた。2回目の電話で、フレイザー=スリルはライティング講座に申し込むことを勧めた。しかし、いくつか調べた後、この夏は課題に取り組む時間も集中力も確保できないと伝えた。

けれど、休暇の予定や、職場ですでに抱えている仕事など、障害はいつでもある。少なくとも私にとって一番よいのは、言い訳をやめることだ。

そこで、残りのアクションワークに全力で取り組んだ。具体的には、編集局のシニア記者や編集者をコーヒーに誘い、a)今の役職に就くまでの経緯、b)現在の仕事の内容について話を聞いた。そこから、本当に状況が変わり始めた。

それまでは、シニア記者になりたいというフレイザー=スリルとの会話を、ほとんど誰にも明かしていなかった。同僚たちは、私がキャリアコーチと取り組んでいることは知っていたが、具体的な目標までは知らなかった。

だから、最初にコーヒーを飲んだシニア記者にそのことを話したとき、世界を征服したいと告白しているような気分だった。自分には到底無理だと明らかだから、彼に笑われるかもしれないと思った。あるいは、どうやってその地位に就いたのか尋ねたら、給与履歴を聞かれたかのように気まずく思われるかもしれない、とも考えた。

ほっとしたことに、彼は自身の経験に基づく確かなジャーナリズムの助言を喜んで共有してくれたし、会ったもう一人の記者と編集者も同じだった。仕事上の目標を率直に話すことは恥ずかしくないどころか、そうするのが望ましいと学んだ。自分が何を望んでいるかを明確にしなければ、誰がどうやって目標達成を手助けできるだろう?

最後の電話セッションで、フレイザー=スリルは、コーチングの課題をやり遂げるためにどんな性格上の特性を活用したかと尋ねた。変わった質問だと思ったが、いくつか答えが浮かび始めた。何よりもまず、謙虚さだった。

「キャリアの進め方について、戸惑っていても大丈夫です」と私は彼女に伝えた。さらに、必要な助言を求めてもよいのだと学んだ。編集者や同僚、そしてもちろんキャリアコーチにも。

私の見る限り、誰も私を無能だとは思っていなかった。それどころか、多くの人は自分も似た立場にいた頃を覚えていて、すぐに共感してくれるようだった。

結論

結局、キャリアコーチングを受けたことで、仕事で望むものを目指す力が湧いてきた。とはいえ、専門職としての成長は継続的なプロセスだ。ずっと「スプリント」を続けるわけではないが、目標を設定し、達成するための計画を立て続ける必要がある。

キャリアコーチングなど受けず、自分でこうした課題に取り組むこともできたはずだ。記事のアイデアを練り、同僚をコーヒーに誘い、1年後に自分がどうなっていたいか上司と話し始めることもできた。どれもそれほど斬新なアイデアではない。

でも、私は自分からこうした課題に取り組んでいなかった。私の性格のせいかもしれないが、経験豊富な人からよい考えだと言われ、2週間後に実行したかどうか確認すると言われると、実行する気になりやすい。

応援してくれる人がいることも助けになる。コーチングを受ける中で、私がどれだけ「余分な」仕事をしているか、ほとんど誰も知らないと分かった。例外はフレイザー=スリルで、電話のたびに、アクションワークが進んでいると褒めてくれた。フォローアップのメールにも「絶好調ですね!」といった言葉を書いてくれた。

もちろん、彼女から私の姿は見えなかったが、そのたびに私は笑顔になった。

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