今、副業が流行している。
人によっては、副業はちょっとした収入を得る絶好の方法だ。
しかし、副業は誰にでも向いているわけではない。
実際、オフィス用品のスタートアップ企業Poppinの共同創業者兼CEO、ランディ・ニコラウ氏は、自らのスタートアップや新事業を立ち上げるとき、副業は実際にはよくない考えだと語った。
「思い切って絆創膏をはがすように、腹をくくってやるしかありません」とニコラウ氏はBusiness Insiderに語った。「『万が一に備えて計画を立てておこう。副業でコンサルティングをして、少し収入を得よう』などと考えた途端、その仕事に自分の時間の100%を注げなくなります。私の経験では、そうした事業はほとんど必ず失敗します」
ニコラウ氏は副業にも違いがあると指摘する。いずれ本業にしたい事業を副業として営んでいるなら、おそらく状況は異なる。一方、ただ現金収入を得るために義務感から副業を続けているなら、自分の事業を立ち上げるという、すべてをのみ込むような過程から気をそらされてしまうかもしれない。
「週7日、昼夜を問わず働くことになります」とニコラウ氏は語った。「眠っているときも、シャワーを浴びているときも、飛行機に乗っているときも、頭の中はそのことでいっぱいです」
生活上の責任を負っていない若者のほうが、起業家として始めやすいと同氏は語った。それでも、起業への情熱がある人なら、たとえ責任を抱えていても挑戦してみるよう勧めている。
結局は動機がすべてだと同氏は語った。自分が上司になりたい、あるいは大金を稼ぎたいという理由だけでスタートアップを創業するのでは不十分だ。
「小学生のころから自分の内側で燃え続けているようなものです」とニコラウ氏は語った。「Business InsiderやTechCrunchを読んで、誰かが一夜にして何十億ドルも稼いだように見えるのを目にし、ただ興奮しているだけなら、実際には何事も一夜にして起きないと知っておくべきです。何年も、何年も、何年もかかります」


