Eurostatによると、ギリシャの人々は欧州連合(EU)のどの国よりも長く働き、平均労働時間は週42.3時間に上ります。

フルタイムとパートタイムの労働時間を合わせたこのEUのデータによると、ギリシャの労働時間はEUで際立って最も長く、2位のブルガリアは週40.8時間です。ポーランドも僅差で続き、平均週40.7時間働いています。
複数の論者は、ギリシャ人が他のEU諸国よりかなり長時間働くのは、金融危機の脅威がEUの他の地域よりも重くのしかかっているためだと指摘しています。
昨年、ザ・カンバセーションに寄稿した研究者のヴァシリオス・テオハラキス氏は、こう述べています。「危機の苦難の8年間を経て、働くギリシャ人は長時間懸命に働いているが、手取り給与にはほとんど反映されていない」

一方、反対側の極にあるデータを見ると、OECD諸国の中で最も優れたワークライフバランスで知られるオランダの労働時間は最も短く、平均週30.3時間です。デンマークとノルウェーも比較的短く、従業員の労働時間はそれぞれ週32.9時間、33.8時間です。
欧州のフルタイム労働者の平均労働時間
ただし、フルタイム雇用のみを考慮すると、状況は少し異なります。ギリシャ人の労働時間は依然として長く、週平均41.2時間ですが、最も労働時間が長いのは英国です。
Eurostatのデータによると、英国の従業員の労働時間は平均週42.3時間でした。次いでキプロスが続き、フルタイム従業員の労働時間は週41.7時間です。
このデータセットでは、オランダの労働時間は週平均39時間ですが、それでもEU平均の40.3時間を下回っています。
デンマークとノルウェーのフルタイム従業員の労働時間も比較的短く、ノルウェー人は平均週38.5時間、デンマーク人は週37.8時間で、EU加盟国の中で最も短い水準です。
トルコとメキシコの長時間労働
EU域外の国に目を向けると、南東ヨーロッパと西アジアにまたがるトルコの労働時間が最も長く、平均週49.4時間に達します。一方、アイスランドのフルタイム従業員は平均週44.4時間働いています。(ただし、パートタイム労働者のデータを合わせると、全体では週39.3時間に下がります。)
さらに遠くに目を向けると、OECDのデータは、先進国の多くと一部の発展途上国を含む35の加盟国を対象としており、メキシコ人は平均して年間2,255時間働いています。これは週約43時間に相当します。
Eurostatのデータと同様に、OECDも、ギリシャ人のEUでの労働時間が最も長く、年間平均2,035時間だとしています。
ただし、労働時間が長くても生産性が高まるとは限りません。実際、逆の効果をもたらすこともあります。そのため、生産性の高さで知られるドイツで、人々の年間労働時間が平均1,363時間と最も少なかったというOECDの調査結果も、意外ではないかもしれません。


