世界のジェンダー格差に関する、最も意外な7つの事実

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The road to gender equality is still a long one.Image: Unsplash/Munro Studio
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  • 世界経済フォーラムの『世界ジェンダー格差報告書2021』によると、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によってジェンダー平等に向けた進展が鈍化しています。

  • 政治的エンパワーメントは、ジェンダー格差が最も大きい分野です。

  • パンデミックの影響で、男性より多くの女性が職を失いました。

  • テクノロジー分野では進展が必要です。クラウドコンピューティングの労働力に占める女性はわずか14%です。

  • 世界経済フォーラムは、経済復興計画が政策立案者にとって不均衡を是正する機会になると述べています。

世界経済フォーラムの『世界ジェンダー格差報告書2021』によると、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックにより、ジェンダー平等に向けた進展は止まり、一部では後退しました。

「公衆衛生上の緊急事態とそれに伴う景気後退は、男性よりも女性に深刻な影響を及ぼし、すでに解消されていた格差を部分的に再び広げました」と、報告書の第15版は述べています。同版は、世界保健機関(WHO)がCOVID-19をパンデミックと宣言してから1年後に発表されました。

同報告書は156カ国を対象に、政治的エンパワーメント、経済参加と機会、健康と生存、教育達成度の4つの格差を測定しています。

報告書によると、女性は不均衡に大きな影響を受けました。ロックダウンで、女性の就業率が高い接客業などの業種が休業に追い込まれたうえ、女性はさらに多くの育児などの無償労働や、家庭での学習支援を担いました。

世界経済フォーラムの創設者兼会長であるクラウス・シュワブ氏は、これにより平等に向けた新たな課題が生まれ、政策立案者は世界的な復興計画の一環として取り組むことができると述べています。

「より公平なケア制度を整え、女性が自らの可能性に基づいて新たな役割へ移行できるよう後押しすることで、指導者たちはより強靱でジェンダー平等な経済を築く大きな機会を得ています」と同氏は述べています。「ジェンダー平等を、これからの働き方に組み込むことができます。」

最新の『世界ジェンダー格差報告書』から、最も意外な事実を7つ紹介します。

世界のジェンダー平等の達成度は、まだ68%

ジェンダー格差の解消には、まだ取り組みが必要です。Image: 世界経済フォーラム『世界ジェンダー報告書』、2021年

2020年と比べて0.5ポイント後退しました。報告書によると、現在の傾向が続けば、世界全体で格差を解消するまでにあと135.6年かかります。2020年の99.5年から延びています。

98カ国で政治参加が改善

議会に女性がいる国は増え、過去12カ月にはベルギーとトーゴで初の女性首相が選出されました。しかし、政治的エンパワーメントは依然として最も格差の大きい分野であり、2020年には格差が拡大しました。解消された格差は現在わずか22%で、前年より2.4ポイント低下しています。

経済的平等の実現には250年以上かかる

経済的平等の実現までには、まだ多くの課題があります。Image: 世界経済フォーラム『世界ジェンダー報告書』、2021年

正確には、あと267.6年です。報告書によると、経済参加と機会の格差はこれまでにわずか58%しか解消されておらず、2020年版からの改善は「わずか」にとどまっています。

30カ国で教育達成度の平等を実現

健康と生存と並び、最も進展が見られた指標です。すでに30カ国で教育達成度の格差が解消され、世界全体では95%が解消されています。現在の傾向が続けば、格差の解消まであと14.2年かかると世界経済フォーラムは推計しています。健康と生存のジェンダー格差は96%解消されています。

上級職に就く専門職の41%が女性

管理職の格差を少なくとも80%解消した国はわずか22カ国です。一方、別の20カ国では、管理職のジェンダー格差が依然として80%以上あります。米国、英国、イタリア、オランダなど、最も先進的な経済圏でも「ガラスの天井」は残っています。

最も先進的な経済圏にも、依然としてImage: 世界経済フォーラム『世界ジェンダー報告書』、2021年

パンデミックで、就業していた女性の5%が職を失った

経済参加におけるジェンダー格差へのCOVID-19パンデミックの影響を調査した国際労働機関(ILO)の初期推計によると、男性では3.9%でした。

クラウドコンピューティングの労働力に占める女性はわずか14%

このデータは、新たに生まれている職種群で女性の割合が低いことを示しています。Image: 世界経済フォーラム『世界ジェンダー報告書』、2021年

新興テクノロジー分野の職業では、ジェンダー格差が依然として残っています。世界経済フォーラムはLinkedInのEconomic Graphチームと協力し、急成長する8つの職種群を調査しました。そのうちジェンダー平等を達成していたのは2つだけで、格差は破壊的な技術スキルを必要とする分野でより大きい傾向にあります。例えば、クラウドコンピューティングに占める女性の割合は14.2%です。

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