このアニメーションは、中国とインドの人口高齢化のペースが異なることを示しています

Anfu, Ji'an, China Family old age demographic population india working
As china ages, India's workforce is only increasing.Image: Unsplash/Jaddy Liu
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  • 中国の一人っ子政策の影響が現れる一方で、インドの人口は増加を続けており、両国の人口動態は分岐しつつあります。

  • 2050年までに、中国の60歳以上の人口は全体の3分の1を超えると推計されています。インドの生産年齢人口は、その時点で8億人に達すると見込まれています。

中国とインドの人口動態が分岐する仕組み

一般的な議論、特に西側諸国では、中国とインドの姿が不可分に結び付けられてきました。

巨大な人口とアジアにおける地理的な近さのほかにも、両国には深い文化的歴史と伝統があり、世界の舞台での影響力も増しており、中間層も急速に拡大しています。

中国とインドを合わせると、世界の3分の1のメガシティが存在するほか、IMFの早期推計によれば、2019年の実質GDP成長率は両国とも6.1%で同じでした。

分岐する人口動態

政治体制の明らかな違いはさておき、人口の多い両国は、人口動態という別の面でも分岐してきました。

今回のアニメーションはAnimateDataが提供し、国連のデータを活用したもので、両国は人口が高齢化するにつれて、時間の経過とともに人口構成が大きく異なると予想されています。

これを最も簡単に把握するには、マクロな視点で見るのが適しています。

中国とインドの人口(1950~2100年)

現在両国の人口はほぼ同程度ですが、2050年までにインドは約2億7000万人増加する一方、中国の総人口は実際には3000万人減少すると見込まれています。

さらに詳しく分析するため、両国の人口動態プロファイルを見てみましょう。年齢層(0~14歳、15~24歳、25~64歳、65歳以上)ごとの人口をグラフ化します。

中国:一人っ子政策がもたらした影響

中国の一人っ子政策は1979年に実施されました。2016年以降は効力を失いましたが、この抜本的な措置による長期的な人口動態への影響は、今後何世代にもわたって現れることは間違いありません。

上のグラフで最初に目につくのは、中国の主要な生産年齢人口層(25~64歳)の規模が、すでにほぼピークに達しているという点です。

さらに、子ども(0~14歳)と若年成人(15~24歳)の人口が、何十年にもわたって減少し続けている点にも注目してください。

出生数の減少は、人口転換の過程で自然に起こる現象です。経済が発展するにつれて、一般的に出生率は低下していきます。しかし中国の場合は、政策によってその変化が前倒しで起きました。その結果、同国の年齢構成は典型的なパターンには当てはまりにくくなっています。

インド:2050年に生産年齢人口がピークを迎える

一方、予測では、インドの生産年齢人口は2050年頃にピークに達するとされています。

2050年には、インドの生産年齢人口は、現在の中国の生産年齢人口とほぼ同規模、つまり8億人を超えると推計されています。

ただし、これは少なくとも30年先の話であり、人工知能や自動化などの技術が支配的になりうる環境において、「生産年齢」人口が経済的にどの程度の意味を持つのかという、さまざまな問いを投げかけています。

異なる道筋

世界で人口の多い2か国に重要な共通点があることは明らかですが、現時点では両国の人口動態の道筋は大きく異なっています。

中国の人口は頭打ちとなっており、21世紀の残りの期間中に最終的には減少すると見込まれています。経済成長の余地は大いにありますが、高齢化の進行は社会的・経済的な圧力をさらに強めるでしょう。2050年までに、同国の3分の1以上の人口が60歳以上になると推計されています。

一方、インドは、大胆な政策決定によって中断されない限り、より伝統的な人口動態の道筋をたどっています。同国の人口は16億〜17億人でピークに達する見込みで、その後、北米、欧州、日本などのより先進的な経済圏がすでに経験してきた典型的な人口転換に入っていくと予想されます。

インドの生産年齢層が8億人以上に達する頃には、世界が不可避的に迎える技術の転換自動化と、労働の役割の変化とがどのように相互作用するのかが注目されるでしょう。

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