リモートワークの利用が急増し、「オフィスはもう持たない」から「全員出社に戻そう」まで、さまざまな反応が見られます。
ハイブリッドワークへの懸念には、生産性への影響、企業文化の希薄化、キャリア開発の機会不足などがあります。
しかし、デル・テクノロジーズでは、柔軟性と成果、バランス、インクルージョンを重視する姿勢が、事業の成功を支えてきました。
世界の主要メディアの見出しからは、大手ブランドがリモートワークにさまざまなアプローチを取っていることが分かります。「オフィスはもう持たない」と言う企業もあれば、「全員出社に戻そう」と言う企業もあります。各社は自社に合った方法を選ぶ必要があります。デル・テクノロジーズでは、柔軟性を重視することがうまく機能しており、選択肢は減らすのではなく増やすべきだと考えています。
組織が目標達成のためにオフィスで働く必要があるのかを検討するなか、記事ではさまざまな懸念が挙げられています。文化が損なわれる、新しいチームメンバーが孤立感を覚える、オフィス勤務者のほうが機会に恵まれる、在宅勤務では生産性が上がらない、といったものです。
デル・テクノロジーズでは、12年以上にわたり柔軟な働き方とリモートワークの機会を提供してきました。パンデミックを迎えた時点で、リモートワークやハイブリッドワークをうまく実践する方法を十分に理解していました。私たちは、仕事とは時間や場所ではなく、成果だと考えています。
すべての職務、チーム、個人に通用する働き方が一つだけあるとは考えていないため、一律の義務付けは適切ではありません。現在、当社の「コネクテッド・ワークプレイス」ハイブリッドワークモデルは、前向きで健全な組織文化のもとで成果を上げていることを示しています。
私たちは「ピープル・フィロソフィー」を通じて、チームメンバーに投資する優れた企業の一員になれると約束しています。メンバーの成果達成やバランス、人とのつながりを支援し、多様でインクルーシブなチームを築いています。これらが合わさることで、高い業績と責任感、柔軟性を備えた文化が生まれます。
ハイブリッドワークモデルの鍵となる柔軟性
私たちは柔軟性の力を理解し、俊敏性を保ちながら、耳を傾け、学び、調整し続けています。ハイブリッドワークが広がる今、デル・テクノロジーズでの経験を通して、メディアで繰り返されるハイブリッドワークの通説の一部は誤りだと、チームメンバーは伝えてくれています。
「文化は維持できない」は、ハイブリッドワークモデルをめぐるよくある誤解です。最近実施したチームメンバーのエンゲージメント調査では、これは事実ではないと分かりました。
「企業文化と価値観」と「働き方の柔軟性」は、他社と比べたデル・テクノロジーズの強みとして、チームメンバーが最も多く挙げた項目でした(この傾向は長年続いています)。
実際、従業員の94%が、「デル・テクノロジーズでは、私たちの行動はカルチャーコードと一致している」と答えています。顧客とイノベーションこそが成功の基盤であるという信念のもと、私たちは一丸となり、誠実さをもって共に勝利し、成果を上げることに取り組んでいます。
これらの結果は、働き方にかかわらずチームメンバーの間で一貫していました。完全リモート環境で過去2年以内に採用された人にも、長年在籍しているチームメンバーにも、同じように当てはまります。
この調査結果は、文化を輝かせるために全員が同じ建物に集まる必要はないことを裏付けています。互いの距離にかかわらず、共通の価値観、強い文化、共通の目的によって、私たちは一つに結ばれています。

ハイブリッドワークをめぐるもう一つのよくある誤解は、特に新入社員やキャリア初期のチームメンバーが孤立感を覚えるというものです。しかし、デル・テクノロジーズでは、そのような実態は確認されていません。
パンデミック初期の2020年3月以降に入社したチームメンバーも、他のメンバーと同様に、受け入れられていると感じ、チームと強い関係を築いています。また、ハイブリッドワークを実践しており、離職リスクが高い様子もありません。全社で見ると、90%を超えるチームメンバーが、デル・テクノロジーズには誰もが受け入れられる文化があり、自分もここに居場所があると感じています。
これは、インクルージョンとつながりを促すために意図的な取り組みを行ってきた成果だと考えています。メンタリングプログラム、従業員リソースグループ、世界各地で継続的に開催する「グローバル・フィットネス・チャレンジ」のようなイベントが、つながりを育み、全員を結び付けています。
また、チームメンバーの参加を促し、「ピープル・フィロソフィー」を実現するさまざまなリソース、プログラム、特典を紹介する、世界規模の参加型イベントシリーズを立ち上げました。名称はザ・グレート・リコネクトです。
学びとキャリアの機会を平等に
3つ目によくある誤解は、オフィス勤務のチームメンバーのほうが有利で、学習やキャリアの機会にも恵まれるというものです。
デルでは、チームメンバーの90%が、誰もが新しいスキルを学ぶための成長機会を得られ、学習を後押しする文化があると答えています。この評価は、リモート、ハイブリッド、完全出社のいずれのチームメンバーの間でも一貫しています。
また、リモート勤務、ハイブリッド勤務、オフィス勤務の間で、昇進率、業績、エンゲージメント、報酬に顕著な差はないことも分かりました。今年、完全出社の人が有利になることを懸念しているか尋ねたところ、昇進、メンタリング、報酬、評価に潜在的な差が生じることを強く懸念している人は多くありませんでした。
高い業績を上げる文化と、幅広いオンデマンドのオンライン学習ソリューションにより、勤務地を問わず、個人がキャリア目標を達成できるよう支援しています。デル・ユニバーシティやさまざまなベンダーを通じて、将来に向けたスキル、変化に対応する力、リーダーを目指す人向けの内容など、チームメンバーの能力開発に役立つ教材を厳選しています。
パンデミックの間も、非常に厳しい状況のなかで、イノベーションを続け、製品を提供し、お客様向けの新しいサービスを開始してきました。
柔軟性が働き方の未来の鍵
要するに、ハイブリッドワークモデルを通じて柔軟性を提供し、成果、バランス、つながり、インクルージョンを重視することが、私たちには合っています。しかし、デル・テクノロジーズには卓越性を追求する意欲があり、「満足しても、決して満足しきることはない」と考えています。私たちは誇りを持ちながらも謙虚さを保ち、ハイブリッドワークを通じて継続的な改善を目指しています。
働き方の未来について非常に楽観的であり、大きな価値や創造性、ひらめきを実現できると確信しています。今後も、過去38年間に築いてきた特別な文化と優れた業績の実績を守り、さらに強化することに注力していきます。
私たちは、誰もが働く場所にかかわらず最高の力を発揮できるよう支援することに取り組み、他社にも同じことを呼びかけています。優秀な人材の必要性がますます高まるなか、ハイブリッドワークモデルによって雇用主は世界中から人材を募集・採用でき、組織と従業員の双方に利益をもたらします。


