ビル・ゲイツが得意だと知られていることの一つは、好機を見抜くことだ。
ゲイツは火曜日、コンピューターの世界に生まれつつある好機を見通したことがハーバード大学を中退するきっかけになったと、ある対談で語った。自身とメリンダ・ゲイツが毎年発表する書簡についての対談だった。
火曜日、2人はハンター・カレッジでリン=マニュエル・ミランダと対談し、膨大な数の人々の暮らしを直接改善できるという可能性が、ゲイツ財団が教育と世界の保健に注力する理由になったと説明した。
だからこそ、未来の起業家は何を学ぶべきかという質問に答えてゲイツが示した助言に耳を傾ける価値がある。
ゲイツの答えは「科学の道に進むこと」だ。
「科学について学べば学ぶほど、どこに好機があるのかが見えてくる」と彼は語った。
具体的には、人類がこれから直面する課題に対処するため、近い将来、大きなイノベーションが必要となる世界の分野に目を向けるべきだとゲイツは考えている。
「才能が科学やプログラミング、生物学の進歩、あるいはエネルギー分野の飛躍的な進歩へと向かうなら、そうした専門性の高い分野こそ、変化を生み出す最大の源になる」と彼は語った。
ゲイツによると、彼が最も重要だと考える課題には、世界的な疾病と、地球のための新たなエネルギーシステムを開発する必要性が含まれる。こうした問題の解決策は科学研究から生まれる。
ゲイツは、自分がソフトウェアエンジニアリングに関心を持ったのは幸運だったと語った。必要なマーケティングや営業を担う人材を雇ったが、そもそも好機に気づけたのは、自身の関心があったからだ。
「科学に心を引かれる気配があるなら……好機の多くはそこから生まれる」と彼は語った。


