パンデミック後の働き方の未来—世界各地のCEO 3,000人の見解

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The pandemic has caused many business leaders to shift their priorities.Image: Pixabay/fancycrave1
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  • IBMが世界のCEO 3,000人を対象に実施した調査によると、パンデミック後、経営幹部にとって俊敏性、テクノロジー、規制が重要な優先課題となっています。

  • また、業績で他社を上回るCEOを際立たせる5つの重要な要因も特定しています。

  • 世界経済フォーラムによると、雇用と生計の危機は2021年の主要リスクの一つです。

経営幹部3,000人を対象とした調査が、新型コロナウイルス感染症後の企業の優先課題を明らかにしています。

気を散らすものを取り除き、時代遅れの慣習を捨て、独自の強みを生かすことが新たな重点分野だと、IBMは同社の2021年CEO調査で述べています。

「新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、多くのリーダーは、従業員のような本質的に重要なものに目を向けることを余儀なくされました」と、IBM Servicesのシニア・バイス・プレジデント、マーク・フォスター氏は述べています。

業績で他社を上回るCEOを際立たせる5つの重要な要因を特定したこの調査は、優先課題、強み、教訓という3つの重要分野を取り上げています。

優先課題

俊敏性、すなわち勢いを失わずに迅速に対応し、方向転換できる能力は、「かつてないほど」リーダーにとって最優先事項だとIBMは述べています。CEOの半数以上(56%)が、今後2~3年にわたり、業務の俊敏性と柔軟性を「積極的に追求する」必要性を強調しています。

今後数年間、事業に最も大きな影響をもたらすと見込まれているのはテクノロジーです。CEOは成果を上げるため、特にモノのインターネット(接続された機器の世界)、クラウドコンピューティング、人工知能に期待を寄せています。

調査対象のCEOの半数が、規制を優先課題に挙げました。「これは、プライバシー、データ、貿易、そして新型コロナウイルス感染症によって懸念が高まった健康をめぐり、各国政府の姿勢が一段と積極的になっていることを明確に反映しています」とIBMは述べています。

CEOが今後数年間に成果をもたらすと期待するテクノロジー。Image: IBM 2021年CEO調査

強み

業績で他社を上回る企業と下回る企業を分ける5つの重要分野:

1. リーダーシップ—業績上位企業は一貫して「断固とした戦略的リーダーシップ」を発揮しており、85%が事業実績にとってリーダーシップは不可欠だと回答しています。

2. テクノロジー—業績上位企業のCEOは、新興テクノロジーと、それがもたらすリスクや機会に最も注目しています。

3. 従業員—新型コロナウイルス感染症によって生まれたリモート職場環境は、業績上位企業が今後注力する分野として特に多く挙げられ、CEOの50%が重要課題と認識しています。これは業績下位企業の2倍です。

4. オープンイノベーション—業績上位企業の63%が、イノベーションで先行するためにパートナーシップが重要だと回答したのに対し、業績下位企業ではわずか32%でした。

5. サイバーセキュリティ—業績下位企業に比べ、業績上位企業では26%多くのCEOが、今後数年間の最大の課題の一つとしてサイバーリスクを挙げています。

この5つの重要分野が、業績上位企業と業績下位企業を分けています。Image: IBM 2021年CEO調査

教訓

データを詳しく分析したIBMは、CEOが注力する中核分野を3つ特定しました。

1. 顧客—回答者の48%が、顧客、取引先、市民を最も重要な事業上の優先事項として挙げました。これには、顧客に良質な体験を提供することや、倫理と誠実さを重視することが含まれます。

「顧客やパートナーを利用したり、付け込んだりしようとするのは、短期的にも結局は損をするやり方だと、彼らは理解しています」とIBMは述べています。

2. 製品—CEO 3,000人のうち30%にとって、製品とサービスが優先事項であり、イノベーションに重点を置いています。

3. 業務運営—調査対象のCEOの残る20%は、効率性、流通、価格体系、透明性に重点を置き、業務運営を優先しています。

「新型コロナウイルス感染症の状況下で、2020年に最も大きな打撃を受けたのはこのグループです」とIBMは述べています。「このグループの業績上位企業でさえ、60%が年間売上高の減少を見込んでおり、その割合は顧客重視型および製品重視型グループの業績上位企業の2倍です。」

世界経済フォーラムの『グローバルリスク報告書2021』では、雇用と生計の危機が2021年の主要リスクとして特定されました。Image: 世界経済フォーラム『グローバルリスク報告書2021』

主なリスク

世界経済フォーラムは、『グローバルリスク報告書2021』で、拡大する不平等と社会の分断がもたらすリスクと影響を検討しました。

「雇用の喪失、デジタル格差の拡大、社会的交流の途絶、市場の急激な変化は、世界人口の多くに深刻な結果をもたらし、機会を失わせるおそれがあります」と報告書は警告しています。

一方、世界経済フォーラムの『新型コロナウイルス感染症リスク見通し』は昨年公表され、今後起こりうる課題について、リスク管理の上級専門家約350人の見解を集めました。

回答者の3分の2が、長期化する世界的な景気後退を企業にとっての主要な懸念事項として挙げました。

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