ジャングルラウンジでの会議、無料のマッサージ、いつも満杯の冷蔵庫。Googleのオフィスでは、社員が自宅のようにくつろげるよう、細部にまで工夫が凝らされています。
Google創業者のラリー・ペイジの考え方によれば、職場で快適に過ごせる人は、より生産的にもなるからです。
こうした独自の職場文化は、人材を引きつける力にもなっています。2017年、Googleは最も人気のある雇用主ランキングでフォーブス誌が選ぶ企業に6度目の選出を果たしました。
ヨーロッパ大陸で最大のGoogleオフィスはチューリヒにあり、2,000人を超える社員がGoogleマップ、YouTube、Gmailなどの製品開発に携わっています。スペースの一部にはごく普通に見えるオープンオフィスがありますが、大半の社員には固定のデスクがありません。
自称「ズーグラー」たちが日々を過ごす巨大キャンパスをのぞいてみましょう。
チューリヒのGoogleキャンパスはチューリヒ湖から徒歩数分の場所にあり、かつての醸造所の敷地に建つ4階建てです。

2017年1月からは、中央駅にある歴史的な旧郵便局の建物にも第二の拠点があります。社員たちはこちらでも自分たちを「ズーグラー」と呼んでいます。
Googleチューリヒを訪れた人が最初に目にするのは、このロビーです。ただし、個人的に招待された人しか建物に入ることはできません。

キャンパスの会議室は、それぞれ異なるテーマに沿って設計されています。ジャングルラウンジには約100種類の植物があります。

社員はジャングルラウンジにあるこの卵形のスペースにこもって、電話をかけたり、ひと息ついたりできます。

スイスの山岳鉄道をモチーフにしたこのゴンドラは、会議によく使われます。

Googleチューリヒオフィスのジェームズ・ボンドルームには秘密の裏口があります。会議が長引いたときに便利です。

ウォーターラウンジには革張りのリクライニングチェアがいくつかと浴槽があり、ズーグラーたちはそこで昼寝をすることもできます。

移動可能なこのコーナー席は、プラスチック製のペンギンや毛皮の素材で飾られています。

Googleチューリヒのウエスタンラウンジは、ピアノ、バー、スイングドア、サボテンを備えた古い酒場のような内装です。

Googleの社員は食事を無料で楽しめます。食堂を利用すれば、昼休みにキャンパスの外で時間を無駄にせずに済むという考えです。

チューリヒ以外から料理人やパティシエ、菓子職人が訪れ、自慢の品を披露することもあります。
キャンパスには、都市をテーマにしたコーヒーキッチンがいくつかあります。ストックホルム、ハンブルク、ブリュッセルに加え、スイスのスーパーマーケットチェーン、コープをモチーフにしたチューリヒ版もあります。

Googleのスイス向けウェブサイトによると、毎日午後5時にキャンパスで『ハイジ』のテーマ曲が流れます。これは、社員がビールや軽食を楽しみながら、ヒュルリマン・バーに集う時間の合図です。ヒュルリマンは、かつてこの場所にあった醸造所の名前です。

キャンパスの目玉のひとつが、この銀色の滑り台です。階から階へ移動できます。

滑り台の代わりに、Googleチューリヒの社員はこちらの消防士用ポールで階を移動することもできます。

ズーグラーはマッサージルームで無料のマッサージを受けて、くつろぐこともできます。

この部屋では卓球やピンボールを楽しめます。Googleは、一緒に活動することが創造的なアイデアやイノベーションにつながると考えています。

Googleのチューリヒオフィスにはバンドの練習室もあり、ゲームセンターに隣接しています。

この部屋はプレゼンテーションにも映画鑑賞にも使われます。

ズーグラー専用のジムもあります。

このコーヒーキッチンはレゴカラーです。ビリヤード台やテーブルサッカー台を囲みながら、社員同士でアイデアを交換できます。

厳密には地下ではありませんが、Googleチューリヒオフィスにはワインセラーがあります。

そして、あれこれ楽しんで疲れたら、列車を模した車両の「寝台車」にこもって、ひと眠りすることもできます。



