英国に世界初の都市型空港がオープンした。
電動ドローンやエアタクシーが、コベントリーに新設されたこの施設を利用できるようになる。
ここを、数百か所に及ぶ市中心部のゼロエミッション空港の第一号とする計画だ。
電動ドローンと空飛ぶクルマの世界初の空港が、英国の都市中心部にオープンした。成功すれば、世界各地に数百か所設けられる空港のモデルとなる。
期間限定施設のAir-Oneは、コベントリー市内に建設された。ゼロエミッションの電動ドローンやエアタクシー向けに設計され、空港自体は水素燃料電池で稼働する。
このプロジェクトは、混雑と大気汚染の軽減に向けた都市型航空モビリティの可能性を実証するため、コベントリー市議会と英国の新興企業Urban-Air Port Ltdが提携して実現した。
現代自動車の航空モビリティ部門は、さらにSA-1エアタクシーの実物大模型を空港に展示するために送り込んだ。Urban-Air Portによると、適切なインフラの不足は、電動垂直離着陸機(eVTOL)の開発における最大の障害の一つだ。
期間限定の空港
Air-Oneは完全自律運用と、電気自動車との連携を前提に設計されており、完全に持続可能な公共交通ネットワークの構築を目指す。また、建設も容易だ。コベントリーでのプロジェクト全体は、計画から完成までわずか15か月で実現した。
開業を歴史的な瞬間と表現したUrban-Air Portの創業者リッキー・サンドゥ氏は、これが「交通の新時代、すなわちゼロエミッションで渋滞のない都市間および都市内の移動の時代の始まりであり、人々をより健康で、より幸せにし、よりつながりを深める」と述べた。
都市交通の未来
研究者によると、先進航空モビリティの市場規模は2027年までに世界全体で124億ドルに達する可能性がある。
Air-Oneは2022年夏の間、一般に公開される。その後、Urban-Air Portは施設を解体して英国の別の場所へ移し、より多くの人々がこの構想の実例を見られるようにする計画だ。コベントリーの施設が公開されている間は、警察用ドローンや貨物ドローンのデモ飛行が行われる。
サンドゥ氏は世界各地に200か所を超える「バーティポート」を開設する計画で、ロンドン、ロサンゼルス、オーストラリア、韓国、フランス、ドイツ、スカンジナビア、東南アジアの候補地ですでに計画が進んでいる。
「車には道路がある。列車には線路がある。飛行機には空港がある。そして今、eVTOLにはUrban-Air Portがある」と同氏は述べた。


