自転車都市指数2019によると、最も自転車に優しい都市は次のとおりです。
このランキングは、気候、自転車の利用状況、犯罪と安全性、インフラ、シェアリング、イベントなどの要素に基づいています。
上位10都市のうち9都市はヨーロッパにあり、ランキング上位に入ったヨーロッパ以外の都市は杭州(中国)のみです。
オランダのユトレヒトは、世界で最も自転車に優しい都市です。これは、自転車都市指数2019によるものです。デジタル保険会社Coyaが実施したこの調査では、世界90都市の自転車利用環境を、気候、自転車の利用状況、犯罪と安全性、インフラ、シェアリング、イベントという6つの主要カテゴリーにわたる16の指標に基づいて分析しました。上位10都市にはユトレヒトのほか、ヨーロッパの都市が8つ入り、ランキング上位に入ったヨーロッパ以外の都市は杭州(中国)のみです。
上位10都市に米国の都市は見当たらず、米国で最も順位が高いサンフランシスコも39位です。ポートランドとシアトルも上位50都市に入っていますが、全体として、米国の大都市は自転車に特に優しいとは言えません。これは、今も大半の米国人が車で通勤しているためなのか、それとも自転車インフラの不十分さから車を利用するのか、原因と結果が絡み合う典型的な「鶏が先か、卵が先か」の問題で、どちらが先なのかを見極めるのは困難です。ただ、日常の移動手段として自転車を使う習慣は、米国よりヨーロッパのほうが文化に深く根付いていると言えそうです。そのため、ランキングでヨーロッパの都市が上位を占めるのも不思議ではありません。

