作品賞受賞作が示す、批評家と興行の成功について

91st Academy Awards - Oscars Show - Hollywood, Los Angeles, California, U.S., February 24, 2019. Viggo Mortensen, Mahershala Ali and the rest of the cast and crew of "Green Book" celebrate onstage after the film won the Best Picture award. REUTERS/Mike Blake TPX IMAGES OF THE DAY - RC1767050D40
Viggo Mortensen, Mahershala Ali and the rest of the cast and crew of "Green Book" celebrate onstage after the film won the Best Picture award.Image: REUTERS/Mike Blake
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ピーター・ファレリー監督の『グリーンブック』が、日曜夜に開催された第91回アカデミー賞でサプライズ受賞を果たしました。この映画は、深刻な人種隔離が続く1962年のアメリカ南部を巡る、世界的な一流アフリカ系アメリカ人ピアニスト、ドン・シャーリーと、イタリア系アメリカ人の運転手トニー・ヴァレロンガの物語を描き、作品賞、脚本賞、助演男優賞を含む主要3部門を受賞しました。

世界興行収入はこれまでに1億4,400万ドルに達しており、『グリーンブック』は商業面でもまずまずの成功を収めました。製作予算が控えめな2,300万ドルだったことを考えれば、なおさらです。それでも、近年「伝統的な」大作映画が日常的に記録する驚異的な数字とは大きな隔たりがありました。

Image: Statista

当社のグラフが示すように、過去10年間の作品賞受賞作の大半は、各年の興行収入最大のヒット作ほどの収益を上げていません。これは、興行的な成功と批評家からの高い評価が、必ずしも両立しないことを示しています。最後に作品賞を受賞した真の大作映画は、ピーター・ジャクソン監督の『ロード・オブ・ザ・リング』三部作の第3作にして最終作でした。同作は世界興行収入で11億ドルを稼ぎ、2004年に作品賞に輝きました。

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