世界で最も交通渋滞が深刻な都市

A traffic jam is seen as people evacuate after tsunami advisories were issued following an earthquake, in Iwaki, Fukushima prefecture, Japan, in this photo taken by Kyodo November 22, 2016. Mandatory credit Kyodo Kyodo/via REUTERSATTENTION EDITORS - THIS IMAGE WAS PROVIDED BY A THIRD PARTY. EDITORIAL USE ONLY. MANDATORY CREDIT. JAPAN OUT. NO COMMERCIAL OR EDITORIAL SALES IN JAPAN. TPX IMAGES OF THE DAY
Los Angeles is the most congested city in the world, five of the top ten are in the U.S.Image: REUTERS
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Inrixが毎年発表する世界交通スコアカードによると、世界で最も交通渋滞が深刻な上位10都市のうち5都市は米国にある。Inrixが毎年発表する世界交通スコアカードは、車両や道路インフラから収集した交通データを集約・分析する企業が作成している。

世界で最も交通渋滞が深刻な都市はロサンゼルスで、ニューヨーク市とモスクワが同率2位で続く。サンフランシスコは5位。アトランタとマイアミも上位10都市に入っている。

このスコアカードは1,360都市の分析に基づいている。渋滞データからは、各都市特有の交通問題や、配車サービス、カーシェアリング、さらには将来の自動運転車など、テクノロジーや新たな交通手段によって問題が解決(または悪化)する可能性について知ることができる。また、交通の悩みがドライバーや、道路の改良とインフラの維持管理に費用を負担する都市(つまり納税者)にどれほどのコストをもたらしているかも示している。

ロサンゼルス市民は昨年、渋滞がピークとなる時間帯に平均102時間を交通渋滞の中で過ごし、直接費用と間接費用により、ドライバー1人当たり2,828ドル、同市には192億ドルの負担が生じた。直接費用は無駄になった燃料と時間の価値に関わり、間接費用は、会社の車両が渋滞中にアイドリングすることで発生する貨物輸送費や事業経費を指す。Inrixによると、こうした費用は価格上昇を通じて各世帯に転嫁される。

Image: Inrix

世界で交通渋滞が最も深刻な都市の上位10都市は次の通り。

1. ロサンゼルス
2. ニューヨーク市(同率)
2. モスクワ(同率)
4. サンパウロ(ブラジル)
5. サンフランシスコ
6. ボゴタ
7. ロンドン
8. アトランタ
9. パリ
10. マイアミ

米国で交通渋滞が最も深刻な上位10都市は次の通り。

1. ロサンゼルス
2. ニューヨーク市
3. サンフランシスコ
4. アトランタ
5. マイアミ
6. ワシントンD.C.
7. ボストン
8. シカゴ
9. シアトル
10. ダラス

米国で渋滞が最も深刻な上位10都市のうち8都市は、Amazonが2つ目の新本社の候補地として検討している都市の上位20リストにも含まれており、この新本社は「HQ2」と呼ばれている。

調査結果によると、米国は世界で最も交通渋滞が深刻な先進国にランクされ、ドライバーはピーク時間帯の交通に年間平均41時間を費やしている。これにより2017年にはドライバーに約3,050億ドルの費用がかかり、1人当たり平均1,445ドルに上った。

全体では、米国は交通渋滞が最も深刻な国の5位(ロシアと同率)で、ドライバーは通勤時のピーク時間帯に41時間を費やしている。世界で最も渋滞が深刻な国はタイで、ドライバーはピーク時間帯の渋滞に平均56時間を費やす。

交通渋滞が最も深刻な上位10カ国は次の通り。

1. タイ
2. インドネシア
3. コロンビア
4. ベネズエラ
5. 米国(同率)
5. ロシア(同率)
7. ブラジル(同率)
7. 南アフリカ(同率)
9.トルコ
10. 英国

分析から、都市によって渋滞の種類が異なることが明らかになった。ニューヨークとサンフランシスコは、渋滞率の平均がロサンゼルスと同程度だが、通勤のパターンは異なる。たとえばサンフランシスコは、通勤のピーク時間帯の幹線道路や市街地の道路で、ボストンと同率で最も高い渋滞率を記録した。一方、ニューヨークは日中の時間帯に最も渋滞が深刻だった。

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