何十億もの人々が、Facebookのソーシャルネットワーク上で多くの時間を過ごし、日々の暮らしを送っている。今度はFacebookが、現実世界でコミュニティづくりに乗り出そうとしている。
インターネット大手の同社は、本社敷地内に住宅、小売店、ホテルなどを建設したいと考えている。つまり、Facebookは自社の街をつくろうとしている。
Facebookは木曜日、カリフォルニア州メンローパークにある同社の企業キャンパスで、大規模な新規建設プロジェクトの計画を発表した。この計画は、拠点を拡張する構想の一環だ。56エーカーの敷地は、Facebookが2015年に購入したもので、価格は約4億ドル。本社の真向かいに位置する。住宅は160万平方フィート、戸数にして1,500戸を提供する予定だ。
計画を発表したブログ投稿で、Facebookは将来の開発地区を「複合用途の村」と表現した。住民の多くはFacebookの従業員となる見込みで、住宅や交通サービスなど、さまざまな利便施設が提供される。
Facebookは「食料品店、薬局、地域住民向けの小売店などを含む、12万5,000平方フィートの新たな商業スペースを建設する予定です」と述べた。
Facebookが提供した画像を見てみよう。Facebookvilleでの暮らしがどのようなものになるかを示している。
新たな開発地区にはホテルも含まれると、シリコンバレー・ビジネス・ジャーナルは報じている。
計画に詳しい人物によると、建設にはおよそ10年かかる見込みだ。住宅と食料品店を含むプロジェクトの初期段階は、2021年前半に完了する予定。その後の段階は、2年ごとに完了する予定だと、Facebookのウェブサイトに掲載されたブログ投稿で説明している。
住宅の大半はFacebookの従業員向けとなる可能性が高いが、Facebookは地域全体にも住宅を開放する。住宅は市場価格の住戸と手頃な価格の住戸を組み合わせ、225戸、つまり15%を市場価格を下回る価格に設定する。
Facebookは「私たちの構想の一部は、地域で長らく必要とされてきたサービスを提供する近隣の拠点をつくることです」と記した。
従業員がキャンパスのすぐ近くに住む利点の一つは、地域の交通量を減らせることだと、ブログ投稿は説明している。
Facebookはメンローパーク市に計画を提示したが、まだ承認されていない。同社は承認手続きに約2年かかると見込んでいる。
Facebookが計画について制作した動画を紹介しよう。

