クロアチアのこの都市は観光公害に苦しんでいる。原因は『ゲーム・オブ・スローンズ』なのか?

Dubrovnik, Croatia.Image: Spencer Davis/Unsplash
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  • クロアチアのドゥブロヴニクでは、レストランが屋外にテーブルや椅子を新たに設置することを禁じる案が出ている

  • 『ゲーム・オブ・スローンズ』の撮影が行われたこの都市では、観光客が急増している

  • ドゥブロヴニクは、観光公害の重圧にあえぐ世界各地の都市の増加するリストに加わった

新たなレストランの出店禁止は、観光公害に対するドゥブロヴニクの次の防衛策となるかもしれない。CNNトラベルのジュリア・バックリー記者が報じた。

クロアチアのこの都市の市長、マト・フランコヴィッチ氏はバックリー記者に、この禁止案によってレストランが屋外にテーブルや椅子を新設できなくなると語った。スペースが限られているため、事実上、新たなレストランの営業が禁止されることになると同氏は認めた。

バックリー記者によると、ドゥブロヴニクの公共スペースを所有する市議会は、12月にこの案について採決する予定だという。バックリー記者。

「屋内で営業することはできますが、旧市街の事情を考えると、屋内で営業できる場所を見つけるのはとても難しい」とフランコヴィッチ氏は語った。「レストランの99%は、主に屋外のテーブルで営業しています。」

バックリー記者によると、禁止案が施行されれば、レストランが閉店しても、その場所に新たな店が入ることはできないという。

近年、ドゥブロヴニクでは、人気テレビシリーズ『ゲーム・オブ・スローンズ』に登場する架空の都市キングズ・ランディングの舞台となったことで、観光客が急増した。『クロアチア・タイムズ』によると、ドゥブロヴニクは2019年に過去最高の観光客数を記録した。

ドゥブロヴニクは、観光公害の重圧にあえぐ都市や町の増加するリストに加わった。

世界各地の都市が観光公害に対処する措置を講じている。ベネチアは、2022年から運河への大型クルーズ船の乗り入れを禁止する計画だと、『ビジネス・インサイダー』のキアラン・コーコラン記者が以前報じた。7月にはローマが、歴史的なスペイン階段に座った人に450ドルの罰金を科す制度を導入したと、『インサイダー』のイーヴィー・キャリック記者が報じた。

ドゥブロヴニクと同様、タイのマヤビーチも、レオナルド・ディカプリオ主演の2000年の映画『ザ・ビーチ』によって人気が急上昇した。海洋生態系を保全するため、同ビーチは昨年、2021年6月まで観光客の立ち入りを禁止したと、CNNのカーラ・クリップス記者とコチャ・オラン記者が5月に報じた。

観光公害の悪影響には、過密化、地元住民が不動産を購入できなくなるほどの価格高騰、環境破壊などがあると、『アトランティック』のアニー・ローリー記者が6月に書いた。観光公害は収まる気配を見せていない。ローリー氏が的確に述べたように、「飲み放題のクルーズ船で朝からマルガリータを飲む人のように、突然、あらゆるところで見かけるようになった。」

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