気骨ある10歳の誕生日です。Android オペレーティングシステム(OS)は、主導権を争う幼いOSの競合がひしめく、分裂したスマートフォン市場に誕生しました。
何百万台ものNokia端末で動作していたSymbianを覚えていますか?サムスン独自のシステムであるBadaはどうでしょう?そしてもちろん、2010年にはiOSを上回る市場シェアを誇ったBlackBerryもありました。
しかし、10年前に有力だったOSはその後すっかり姿を消し、AndroidとiOSだけが競争を続けています。

2010年以降、スマートフォンの市場環境は見違えるほど変化しました。販売台数は急増し、2.97億台から今日では15億台以上に拡大しました。市場シェアを巡る争いは、2つの有力なプラットフォームの台頭に取って代わられています。市場調査会社Gartnerによると、2017年に世界で販売されたスマートフォンの99.9%が、AndroidまたはiOSを搭載した端末でエンドユーザーに届けられました。
成熟期を迎える
一部の市場を押さえるところから始まったAndroidは、2017年に85.9%の市場シェアを獲得し、市場を掌握しました。
Googleは2005年に、カリフォルニアを拠点とする開発元Android Inc.からこのプラットフォームを買収し、2008年には、すでに競争の激しい市場に新たなOS形式を投入しました。
当時、アプリ開発者にとって、どのプラットフォームに対応すべきかは難しい選択でした。Googleは、Sony、サムスン、HTCといった有力スマートフォンブランドを味方につけることで、この判断を単純化しました。こうした業界大手がAndroidを基盤に端末を設計した結果、Androidは市場の大きな部分を奪いました。
Symbian OSは2010年に市場首位の座を明け渡し、その後もAndroidは年々さらにシェアを伸ばしていきました。MicrosoftのWindows PhoneやBlackBerryといかつての主要プレーヤーは、今ではほとんど存在感がありません。Androidは、人気の甘いお菓子にちなんで名付けられた多数のバージョンのOSを公開してきました。
甘い成功
2018年2月時点における、スマートフォン所有者のAndroidバージョン別市場分布

2009年にリリースされたCupcakeは、数多くのアップグレードの最初のものであり、ウェブブラウザへのテキストのコピー&ペーストやYouTubeへの動画アップロードを可能にしました。その後も一連のアップグレードが続きましたが、最も人気の高かったバージョンはMarshmallow、Nougat、Lollipopです。
明るい未来
携帯電話メーカーとの継続的な強力な協業や、高速インターネットアクセス、動画・音声の絶えざる改善といった先進的な機能が、Androidを圧倒的な存在へと押し上げてきました。
AppleのiOSプラットフォームがiPhone、iPad、Apple Watchをサポートしている一方で、市場にある他のほぼすべてのスマートフォンやタブレットはAndroidで動作しています。
タブレット市場の成長はスマートフォンより緩やかでしたが、Androidは2012年にタブレット向けの主要OSとなりました。
直接的な競合がないため、今後数年間もAndroidの優位は続くとみられます。ただ、10年後にスマートフォンOS市場が今日と同じ姿をしているかどうかは、誰にも分かりません。
