アグリプレナー、ヨハネスブルクのビル屋上で「緑の金」を探す

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ヨハネスブルク、12月1日(トムソン・ロイター財団)—南アフリカの鉱業の中心地であるヨハネスブルク中心部にそびえる「鉱山会議所」ビルは、19世紀後半、金を求めて開拓者たちがここに押し寄せ始めた過ぎ去りし時代の象徴だ。

今日、このビルは、市内の失業中の若者を環境配慮型の起業へと誘う新たな事業の拠点にもなっている。

今回は地下ではなく、都心の象徴的な高層ビルの屋上から取り組みが芽吹いている。

空き屋上を活用した都市型農園ビジネスを立ち上げるこの取り組みは、官民連携組織のヨハネスブルク都心パートナーシップが1年半余り前に始めた。

雇用創出や起業の源として、農業が真っ先に思い浮かぶ人はほとんどいないだろうと、取り組みを主導するイノベーション・インキュベーター「Wouldn't It Be Cool(WIBC)」のブレンドン・マーテンスは語った。

「小規模な農業は一般に、低技術でピラミッドの底辺に位置するような活動と見なされています。シングルマザーが何とか生計を立てるためにすること、というイメージです」と、彼はトムソン・ロイター財団に語った。

しかしマーテンスとチームは、市場のニーズと最先端の農法、実践的な経営研修を結びつけ、農業の概念を覆そうとしている。

ハイテク野菜

この取り組みでは水耕栽培技術を活用し、土や広い開放空間を必要とせず、特別な養液でバジル、レタス、青ネギなどの作物を育てる。

ここでは植物の成長が速く、従来の農業に比べて水の使用量を最大80%削減できる。この技術は土壌侵食などの問題も解消する。

作物を地元で栽培することで、輸送にかかる時間と費用を減らし、消費者に可能な限り新鮮な農産物を届けられるのも利点だ。

アフリカ最大のヨハネスブルク青果市場に並ぶ商品の最大80%がハウテン州外から輸入されていることを考えれば、これは大きな変化だとマーテンスは語った。

「その価値を、本当に必要としている都心のコミュニティに取り戻しているのです」と彼は語った。

鉱山会議所ビルの屋上農園は9月に操業を開始した。眼下で車の往来が絶えない高所で、プラスチックに覆われた整然とした列の植物が育っている。

Image: トムソン・ロイター財団

責任者の「アグリプレナー」(農業起業家)である29歳のンランラ・ムパティによると、農園はすでに利益を上げている。

青々としたバジルの小鉢を眺めながら、ここで学んだ技能はほかの場所でも生かせると彼は語った。

「水耕栽培技術を使えば、人を雇うだけでなく、特定の職業と技能を身につけてもらえます。習得したものを別の場所で生かせるのです」と彼は語った。

今後3年間で、現在稼働中の2農園に加え、市内に約100か所の農園が設立される予定で、この事業には若い起業家を目指す人々からすでに多くの応募が集まっている。

最終候補者には、経営と技術の研修が提供される。

成績上位者10人にはそれぞれ、少なくとも100平方メートル(1,076平方フィート)の屋上農園が割り当てられ、約3,600株を育てる。

農園の運営者は総売上高の一定割合を返済し、その資金は次の農園の設立に充てられる。

ビルの所有者には初年度の賃料を請求しないよう求められているが、その後は屋上から収入を得ることができる。

「持続可能性の循環が途切れることなく生まれます。農家も事業も持続可能です。ビルがなくなるまでは」とマーテンスは語った。

「時限爆弾」

この取り組みの主な目的の一つは、市内およびその周辺で深刻化する若者の大量失業問題に対処することだ。

南アフリカの失業率は30%近くに達し、15歳から34歳では40%近くに上る。世界でも特に高い水準の一つだ。

ヨハネスブルクでは、若者たちが渋滞する車の間を縫うようにして金を乞う。失業は犯罪率の高さにも拍車をかけ、一部の地区は日没後、事実上立ち入り禁止となる。

「時限爆弾です」とマーテンスは語った。「この問題に持続可能な方法で対処する必要があります」

南アフリカで貧困が深刻化していることも大きな懸念だと、ヨハネスブルク都心で屋上菜園を設置する都市型エコ農業事業「Rooftop Roots」の事業開発担当、モロカ・モクゴコは語った。

「ここでは飢えが現実の問題です。アパルトヘイトの遺産とその影響は今も感じられます……学校に通う費用を払えず苦労している子どもたちがいます」と彼は語った。

モクゴコは、新鮮な食料を買えないかもしれない地元住民に、屋上で収穫した農産物を手頃な価格で販売しようとしている。

都市の屋上農業は「一石二鳥です。食料の安定確保を実現し、人々に仕事を提供できます」と彼は語った。

食料以上のもの?

しかし、都市農業が目先の食いつなぎを超える可能性については、疑問視する専門家もいる。

ヨハネスブルク大学で都市農業を専門とするナウデ・マランによると、大半の農家には、貧困を大規模に削減するための支援、土地、技術、資本が十分にない。

一方、水耕栽培やアクアポニックスを用い、起業家精神を持って運営される都市農園は非常に好調で、中央値賃金を上回る収入を生み出していると彼は付け加えた。

成功の鍵は、より短く効率的な生産・流通プロセスにあると彼は語った。

都市で作物を育てれば、食品が生産者から消費者に届くまでの距離、いわゆるフードマイルを短縮でき、農家と買い物客を直接結ぶ新たな小売りの形を促進するとマランは語った。

市場の近くで生産すれば、長距離輸送による地球温暖化を招く排出を避けられると、WIBCのマーテンスは付け加えた。

また、水耕栽培は通常の灌漑よりもはるかに少ない水で済む。慢性的な水不足に悩む国にとって重要な点だ。

鉱山会議所ビルの屋上で植物の世話をしながら、ムパティは屋上ビジネスには拡大の余地があると語った。都市農園をファッションショーや美術展に活用することから、観光ルートの造成まで、可能性は広がる。

「この分野で革新的かつ破壊的であることが大切です」と彼は語った。「だから私は、5年以内に農家たちは億万長者になるはずだと言っているのです」

(イナ・ラザレワ記、ミーガン・ローリング編集。人道問題、女性の権利、人身取引、財産権、気候変動を扱うトムソン・ロイターの慈善部門、トムソン・ロイター財団を明記してください。news.trust.orgをご覧ください)

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