世界保健機関(WHO)は、コロナウイルスの新たな流行を防ぐため、若者はパーティーをしたい衝動を抑える必要があると警告している。
若者が病気で重症化する可能性ははるかに低いが、それでも感染を広める可能性はある。
過去5か月間で、15~24歳の若者の感染者の割合は3倍に増加した。
WHO(世界保健機関)の当局者は8月5日、COVID-19の新たな流行を防ぐため、若者はパーティーをしたい衝動を抑える必要があると呼びかけた。
ロックダウンにうんざりし、北半球の夏を楽しみたいという思いから、一部の国の若者はパーティー、バーベキュー、休暇などのために再び集まり、感染の再拡大の一因となっている。
WHOの本部があり、国連の世界的な保健機関が置かれているジュネーブでも、新規感染者のほぼ半数がそこから発生していたとの証拠を受け、先週、キャバレーやクラブが閉鎖された。
「若い人たちは、自分たちに責任があることも理解する必要がある」と、3人の子どもの父親でもあるWHO緊急対応責任者のマイク・ライアンは、オンラインでの討論会で述べた。「自分に問いかけてほしい。本当にそのパーティーに行く必要があるのか?」

若者は、両親や祖父母の世代に比べて呼吸器疾患の重症化は起こりにくいものの、WHOのデータによれば、15~24歳の感染者の割合は約5か月間で3倍に上昇している。
ライアンは、若者は接触者追跡の担当者に自分の詳細を伝えたり、友人の名前を明かしたりすることをためらうことが多いと述べた。「大変なことだが、ウイルスを封じ込めるためには必要なことだ」と同氏は語った。
スイスの新聞によると、最近感染者が出たチューリッヒのあるナイトクラブでは、パーティー参加者が「ドナルドダック」を含む偽の名前を名乗っていたという。
WHOの疫学者マリア・ヴァン・ケルクホーフは、他者へのリスクを減らすだけでなく、軽症であっても長期的な影響をもたらす可能性があるため、若者は注意すべきだと述べた。
