「バーチャル生検」装置、15分で皮膚腫瘍を検出

Dr Chris Millington, an investigator scientist, works in the lab at MRC Laboratory of Molecular Biology in Cambridge, Britain January 2, 2018. Picture taken January 2, 2018. REUTERS/Chris Radburn - RC164FB477D0
The procedure is non-invasive and pain-free.Image: REUTERS/Chris Radburn
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皮膚腫瘍を非侵襲的に分析できれば、生検による患者のリスクや苦痛を大幅に減らせる可能性があると研究者らは述べている。

現在、外科的生検を行う医師は、手術が始まってからでなければ、病変の範囲や、患者を専門医に紹介して大規模な組織切除や形成外科手術が必要かどうかを把握できないことが多い。

この種のものとしては初めての実験的手法であるバイブレーショナル光干渉断層撮影(VOCT)は、小型のレーザーダイオードを用いて、皮膚下にある病変の幅と深さを3次元で示す地図を作成する。

また、がん細胞は健康な細胞より硬いため、音波を用いて病変の密度と硬さも検査する。1インチ長の小型スピーカーが可聴音波を皮膚に当て、皮膚の振動を測定して病変が悪性かどうかを判定する。

「この手技は15分で完了し、患者は光や、ほとんど聞こえない音を感じることもなく、苦痛もありません。侵襲的で、高額で、時間もかかる外科的生検と比べて大幅な改善です」と、ラトガース大学ロバート・ウッド・ジョンソン医科大学の病理・検査医学教授であり、本論文の主任研究者でもあるフレデリック・シルバー氏は述べている。論文の掲載誌はSkin Research & Technology。

研究によると、試作のVOCT装置は、健康な皮膚とさまざまな種類の皮膚病変や癌腫を正確に区別できた。研究者らは、この装置を6か月にわたり、4件の皮膚切除検体と、皮膚病変のない8名のボランティアで試験した。

病変の境界や、最も密度と硬さが高い部分を特定する装置の能力を微調整するには、さらなる研究が必要である。これにより、医師は低侵襲手術で腫瘍を切除できるようになると見込まれている。

研究者らは現在、大規模な試験に向けて米国食品医薬品局(FDA)の承認を待っている。そのほかの研究者は、ラトガース大学、Neigel Center for Cosmetic and Laser Surgery、Center for Advanced Eye Careに所属している。

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