4月30日、韓国では2月以来初めて、国内で新たな新型コロナウイルス感染者が報告されなかった。
厳格な衛生対策とソーシャルディスタンスの確保により、2週間前に実施された同国の総選挙では、感染が1件も起きなかったとみられている。
回復した患者が再び陽性と判定されるケースは、現在では「偽陽性」と考えられている。
韓国疾病管理本部(KCDC)によると、4月30日、韓国では2月以来初めて、国内で新たな新型コロナウイルス感染者が報告されなかった。
KCDCは新たに4人の感染を報告した。いずれも海外からの入国者で、国内の累計感染者数は10,765人となった。死者は1人増えて247人となり、9,059人が退院した。
KCDCの発表によると、累計のうち海外からの入国者の感染例は1,065件で、その90%超が韓国人だった。
保健当局はまた、今月の総選挙に関連した地域内感染はなかったと結論づけた。当局は投票時にマスクとプラスチック製手袋の着用を有権者に義務づけるなど、安全対策を講じていた。
「4月15日の総選挙には2,900万人の有権者が参加しました……14日間の潜伏期間中、選挙に関連する感染例は1件も報告されていません」と、保健政策局長のユン・テホ氏は記者説明会で述べた。
ユン氏は、全国の投票所を消毒し、互いに1メートル(40インチ)の距離を保った職員と有権者に謝意を示した。
4月29日には臨床専門家委員会も、回復後に再びウイルス検査で陽性となった患者について、ウイルスが「再活性化」したり再感染したりしたのではなく、偽陽性だったと結論づけた。
委員会の責任者は、偽陽性はPCR検査の技術的な限界によるものだと述べた。同国ではこれまでに、こうした事例が292件報告されている。
中国以外で最初の大規模な感染拡大に直面した韓国は、大規模な検査と集中的な接触者追跡により、大きな混乱を招くことなく、感染拡大をおおむね抑え込んできた。
