ファイザー/ビオンテック製ワクチンは新型コロナウイルスの変異株に有効か?科学者が答えを提示

A healthcare worker prepares a Pfizer coronavirus disease (COVID-19) vaccination in Los Angeles, California.
There have been growing concerns as to whether coronavirus vaccines will work against new strains.Image: REUTERS/Lucy Nicholson
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  • ファイザー社/ビオンテック製ワクチンは、英国と南アフリカで発見された新型COVID-19株に存在する変異に対して有効であるようだ。

  • ファイザーとテキサス大学の科学者からなるチームは、このワクチンを16の変異に対して検証した。

  • この研究はまだ査読を受けていない。

ファイザー社とビオンテックのCOVID-19ワクチンは、英国と南アフリカで発見された、感染力の高い新たなコロナウイルス変異株における重要な変異に対して有効であるようだと、米国の製薬会社が実施した実験室研究によって明らかになった。

ファイザーとテキサス大学医学部分校の科学者による、まだ査読を受けていないこの研究では、ワクチンがスパイクタンパク質のいわゆるN501Y変異を持つウイルスの中和に有効であることが示された。

この変異は感染力の上昇の原因となっている可能性があり、ワクチンによって誘導される抗体中和からウイルスが逃れる可能性もあるとの懸念があった。ファイザーのトップクラスのウイルスワクチン科学者の一人であるフィル・ドルミッツァー氏はそう述べた。

この研究は、ワクチンの接種を受けた人々から採取した血液を用いて実施された。急速に広がるウイルスの新変異株のいずれにおいても、見つかった変異の全セットを調べていないため、その知見は限定的である。

ドルミッツァー氏は、ワクチンがこの変異に加え、同社がこれまでに検証してきた他の15の変異にも有効であるようだという点は心強いと述べた。

「つまり現在、16の異なる変異を検証したが、いずれもたいした影響はなかった。それが良いニュースだ」と同氏は述べた。「それは17番目の変異も影響しないという意味ではない」。

ドルミッツァー氏は、南アフリカ変異株に見られる、E484K変異と呼ばれる別の変異も懸念されると指摘した。

研究者らは、英国および南アフリカの変異株に見られる他の変異に対しても、ワクチンが有効かどうかを確かめるため、同様の検証を計画しており、数週間以内により多くのデータが得られることを期待している。

科学者らは、現在展開されているワクチンが、特に南アフリカで出現した新変異株に対して防御できない可能性があることに懸念を示している。

レディング大学の細胞微生物学准教授であるサイモン・クラーク氏は今週、両変異株には共通する新たな特徴がいくつかあるものの、南アフリカで見つかった変異株は「多数の追加変異を持つ」と述べ、スパイクタンパク質へのより広範な変化を含むと指摘した。

合成メッセンジャーRNA技術を用いるファイザー/ビオンテック製ワクチンとモデルナ社のワクチンは、必要に応じてウイルスの新たな変異に対応するよう迅速に調整することができる。科学者らは、その変更は最短6週間で行えると示唆している。

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