世界経済フォーラムとイプソスによる新たな調査によると、大多数の人々が今後12か月以内に生活が「ノーマル」のような状態に戻ると予想している。
ただし、この点については国によって大きな差がある。
パンデミックは、人々の感情面やメンタルヘルスにも影響を及ぼしている。
コロナ禍以前の「ノーマル」のような状態に生活が戻る時期についての予想は、世界各地で大きく異なっている。これは世界経済フォーラムとイプソスによる新たな調査で明らかになった。
調査によると、平均して59%の人々が、今後12か月以内に「ノーマル」のような状態が戻ると予想している。
しかし、国ごとに大きな違いが見られた。
サウジアラビア、ロシア、インド、中国本土では、成人の70%超が、1年以内にコロナ禍以前の「ノーマル」に生活が戻ると予想している。
これとは対照的に、日本では80%の人が、それにはより長い期間がかかると考えており、フランス、イタリア、韓国、スペインでも半数以上が同意している。

世界各地の対照的な状況
コロナ禍以前のような「ノーマル」への回復について、世界各地で見解が分かれた。半数を超える人々は今後12か月以内に実現すると考えている一方、5人に1人は3年以上かかると考え、8%はそもそも実現しないと考えている。
パンデミックが封じ込められる時期に関する意見も、ノーマルへの回復に関する意見とほぼ一致しており、人々はこの二つが密接に関連していると考えていることがうかがえる。
調査対象者の平均58%が、パンデミックは今後1年以内に封じ込められると予想している。インド、中国本土、サウジアラビアなどの国々はより楽観的だ。一方で、日本では5人に4人が、オーストラリアやスウェーデンを含む複数の国では半数以上が、パンデミックの封じ込めには1年以上かかると予想している。

メンタルヘルスへの影響
この調査では、パンデミックが人々のメンタルヘルスに与えた影響についても尋ねた。世界全体で成人の平均45%が、パンデミックの開始以降、心身の健康が悪化したと答えた。
一方、2021年初め以降は、改善したと答えた人と悪化したと答えた人がほぼ同数だった。

