日本の厚生労働省の新たなデータによると、同国では100歳の誕生日を過ぎても生きる人の数が過去最多を更新した。
新たな総数は6万7,824人に達したと、朝日新聞が報じている。
人口統計学者が百寿者と呼ぶ人々は、医学の世界では驚くべき存在だ。しかし日本では、広く長寿化が進んだことで経済に負担が生じている。
同国は65歳以上の人の割合が最も高い。出生率の低下も相まって、減少する若年層は高齢化に伴う費用の負担に苦しんでいる。
ここ数年で、日本は国内総生産で数兆ドルを失い、人口も約100万人減少した。このような人口動態の変化が続けば、深刻な景気後退と社会生活の基盤の崩壊が起きると専門家は予測している。
「これは家族の死です」と、ハーバード大学の社会学者メアリー・ブリントン氏は最近、ビジネス・インサイダーに語った。
日本の百寿者人口は、わずか339人だった1971年以降、毎年増加している。
昨年、政府のデータで百寿者が6万5,000人を超えたことが示された。今年で、人口1億2,700万人の同国が自らの記録を更新するのは47年連続となる。
百寿者の総数の記録は今も米国が保持しているが、主な理由は人口が多いことだ。日本のほぼ3倍の人口を抱える米国だが、百寿者の人口比率は日本の半分に満たない。実数で見ても、日本は百寿者数で首位になるまであと数千人に迫っている。人口動態の傾向から、日本が遠からず首位の座を獲得するのは確実とみられる。
世界人口は高齢化しており、ピュー・リサーチのデータ分析によると、100歳以上の人の数は2015年時点の45万人から2050年までに8倍に増え、360万人を超えると予測されている。
日本では高齢者が重んじられている。1963年以降、9月15日を「敬老の日」としている。その年に100歳の誕生日を迎える人には、政府が当日、銀メッキの酒器と、節目を祝う手紙を贈呈する。
2016年までは、受贈者には純銀製の酒器が贈られていた。しかし2014年、2万9,000人に贈る酒器に210万ドルを支払ったことを受け、政府は純銀製をより安価な代替品に切り替えることを決めた。

