イタリアの死者数の増加が鈍化、次に何が起きるのか?

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  • イタリアで新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行が始まってから6週間、厳格なソーシャルディスタンス措置と事業所の閉鎖は効果を上げているようだ。

  • 世界で最も深刻な流行による死者数は15,887人に達し、世界の死者総数のほぼ4分の1を占めた。しかし、前日からの増加は525人で、3月19日以降で最も小さい日次増加となった。

  • それでも新型コロナウイルスとの闘いはまだ終わっていない。市民保護局のアンジェロ・ボレッリ局長は「警戒を緩めず、家にいてください」と市民に呼びかけた。

イタリアでは日曜日、2週間以上ぶりに新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の1日当たりの死者数が最少となった。当局は、約1か月前に実施されたロックダウンがいずれ緩和された後に始まる、新型コロナウイルスとの闘いの第2段階を見据え始めている。

イタリア・ベネチアのリアルト橋を歩く、保護マスクを着用した女性。Image: ロイター/マヌエル・シルベストリ

世界で最も深刻な流行による死者数は15,887人に達し、世界の死者総数のほぼ4分の1を占めた。しかし、前日からの増加は525人で、3月19日以降で最も小さい日次増加となった。一方、逼迫が深刻化していた集中治療室の患者数は、2日連続で減少した。

「感染者数の曲線はピークに達し、下降し始めた」と、イタリア最高位の保健機関である国立衛生研究所のシルビオ・ブルザフェッロ所長は述べた。「これは日々達成していかなければならない成果だ」

「これが確認されれば、第2段階について考え始め、この病気の拡大を抑える必要がある」

新型コロナウイルスの累計確認症例数は4,316件増えて128,948件となり、5日間で最も少ない増加幅だった。流行がピークに達した兆候が強まった。北イタリアで2月21日に流行が始まってから約6週間が経過していた。

日曜日の統計は、3月9日に全国で導入された移動や公共の集まりに対する厳しい制限が、流行の封じ込めに効果を上げている兆候をさらに強めた。しかし当局者らは、気の緩みが生じることを何としても避けようとしている。

市民保護局のアンジェロ・ボレッリ局長は、毎日の記者会見で「警戒を緩めず、家にいてください」と呼びかけた。

公衆衛生危機への対応と並行して、政府は全国で事業活動が突然停止したことによる経済的打撃にも対処している。

イタリアの新型コロナウイルス累計確認症例数は4,316件増えて128,948件となった。 Image: 欧州疾病予防管理センター(ECDC)

数日間にわたる明るい兆しのデータを受け、ロベルト・スペランツァ保健相は、検査の拡充や地域医療体制の強化など、ワクチンが開発されるまで段階的な制限緩和を可能にすることを目的とした一連の対策を示した。

「これから数か月は困難な時期になる。私たちの任務は、ウイルスと共に生きるための条件を整えることだ」と、少なくともワクチンが開発されるまでの間について、同相は日刊紙ラ・レプッブリカに語った。

人々の移動を厳しく制限し、必要不可欠でない経済活動をすべて停止する全国的なロックダウンは、少なくとも4月13日まで公式に続くが、延長されるとの見方が広く示されている。スペランツァ保健相は、いつ解除できるかを述べるには時期尚早だと語った。

同相によると、政府が緊急事態のいわゆる「フェーズ2」を運営する際の5つの原則をまとめた文書を発表した。この段階ではロックダウンの制限が緩和され始める一方、通常の状態に完全に戻るには至らない。

同相は、ソーシャルディスタンスを維持し、マスクなど個人用防護具の利用を拡大する必要があると述べた。また、COVID-19の疑いがある症例をより迅速かつ効率的に治療できるよう、地域の医療体制を強化する。

スマートフォンアプリなどのデジタル技術も活用して検査と「接触者追跡」を拡充するほか、COVID-19患者の治療だけを担う病院のネットワークを整備する。

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