外出自粛中のイタリア人、「バルコニーで科学」のため光害を測定

Life inside a red zone: A single light is switched on inside a house late at night in San Fiorano, one of the towns on lockdown in northern Italy due to a coronavirus outbreak, in this picture taken by schoolteacher Marzio Toniolo, March 3, 2020. Picture taken March 3, 2020. Marzio Toniolo/via REUTERS THIS IMAGE HAS BEEN SUPPLIED BY A THIRD PARTY. MANDATORY CREDIT - RC2TDF9QFNPE
Scientists are asking Italians to measure light pollution from their homes.Image: REUTERS
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  • 科学者たちは、ロックダウン中の光害を測定する実験への協力をイタリアの人々に呼びかけている。

  • 専用アプリを使い、バルコニーや窓から見える最も明るい光にスマートフォンのカメラを向け、測定値を記録するよう参加者に求めている。

多くの人が自宅にとどまっていることで、思いがけない機会が生まれている。外出を制限されたイタリアの人々はバルコニーで歌うようになった。そして今、研究者たちは、同じバルコニーを使って市民科学に少し参加してほしいと呼びかけている。

イタリア国立研究評議会が立ち上げたこのプロジェクトは、国内各地で光害の幅広いサンプルを収集することを目指している。「光の侵入」、つまり屋外の光がどれほど家の中に入り込むかという問題は、家に立ち入れなければ測定が特に難しい。そこで研究者たちは、人々自身にその情報を集めてもらうことにした。

データポイントがたくさん!Image: TechCrunch

2週間前に行われた実験の初回には、約7,000人のイタリア人がスマートフォンと専用アプリを使って参加した。自宅の照明をすべて消し、窓辺かバルコニーに出て、見える範囲で最も明るい光源にスマートフォンを向けるだけでよかった。

集まったデータによると、イタリアの都市部での平均的な光の侵入量は、地方の住宅のほぼ2倍だった。意外な結果ではないにせよ、一見明らかに思える結論であっても、数値化して証拠で裏付けることが大切だ。確かに都市のほうが明るいが、どれほど明るいのか。どんな種類の光なのか。データが増えれば、ごく基本的な疑問への理解も深まる。

「この実験では、市民に測定技術を身近に感じてもらい、しばしば複雑なその過程を目にして、科学的手法に参加できるようにしたいと考えました」と、実験の主催者の一人であるアレッサンドロ・ファリーニはNatureに語った。(詳細を知るため研究者に連絡したが、まだ返事はない。)

実験は大きな成功を収めたため、「#scienzasulbalcone(バルコニーで科学)」が再び行われる。先週、新たな測定が実施され、明日の夜には最後の測定が予定されている。チームは、集めるデータの特性をより適切に把握できるよう、参加者向けの説明を改訂した。

協力したい人は、ワット数を簡単に確認できる電球を見つけ、その電球だけを点灯させた状態でスマートフォンの環境光センサーを使って出力を測定し、スマートフォンを較正するよう求められている。スマートフォンによって光への感度が異なるため、これによってシステムを較正できる。終わったら、窓の外かバルコニーで再度測定し、結果を送信する。

参加してみたい方は、イタリア語の説明はこちら。英語の説明はこちらだが、まだ世界規模で実施することを意図したものではないと思う。

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