新型コロナウイルスによるロックダウンが続くなか、世界中の親たちは、仕事やほかの責務をこなしながら子どもを教えようと懸命に取り組んでいます。
英国の心理療法士フィリッパ・ペリーも、どうすればうまく進められるかについて助言している一人です。
新型コロナウイルスによるロックダウンが新しい日常の一部となり、世界中の子どもたちは新しい教室、つまり自宅で過ごすことに慣れつつあります。一方、親たちは仕事や家事に加え、教師という新たな役割も担っています。
幸い、自宅学習については、支援を目指す団体や、何年も実践してきた親たちから多くの助言が寄せられています。参考になるアイデアをいくつか紹介します。

1. 子どもに教えてもらう
ロックダウン中に効果的な自宅学習を進める方法をめぐるツイートで、英国の心理療法士フィリッパ・ペリーは、まず子どもに親を教えてもらうことを勧めています。
これは、新しい学習環境をつくる方法の一つと考えられています。親であり教師でもあるあなたが静かに座り、子どもの話に耳を傾ける姿を見れば、子どもも同じように応じ、リビングやキッチンのカウンターを新しい「学校」、つまり学ぶ場所として捉えやすくなります。ペリーはまた、「誰かに何かを教えることは、その人がそれを学ぶ助けになる」と述べています。
2. 外の世界を家の中に取り入れる
人の往来を頼りにする事業者は、新たな対応策を見つけると同時に、困難に直面する親たちが子どもを楽しませ、学ばせる手助けをしています。博物館や美術館、動物園や水族館、さらにはテーマパークまで、現在、無料のバーチャルツアーを提供しています。
教育者支援団体のWe Are Teachersは最近、米国内のさまざまな動物園に設置された25種類の自然観察ウェブカメラを紹介しました。誰でも映像を見て、動物たちの様子を観察できます。子どもを動物園に連れて行けないなら、動物園を子どもたちのもとへ届けてみてはどうでしょう。
3. 身近にあるもので工夫する
国連は最近、楽しく学べる家庭向けのアクティビティをいくつか紹介しました。子どもたちにプラスチックごみについて教えるためのものです。捨てられたボトルで楽器を作ったり、「ごみ」を使ったファッションショーを開いたりするなど、費用がかからないだけでなく、これらの活動を通じてプラスチックごみをアップサイクルし、減らせるかもしれません。
4. オンライン教育を最大限に活用する
一方、より学校の授業に近い学習を希望する人に向けて、英国の放送局BBCは、教育番組「Bitesize」の内容を拡充し、英語、数学、地理などの主要科目を毎日学べる授業を追加しました。
BBCが「これまでで最大の教育への取り組み」と表現するこの新形式では、1日あたり20分番組を6種類放送し、ウェブサイトとアプリには毎週150の新しい授業が追加されます。また、自宅学習に関する一般的な助言も親向けに無料で提供されます。
