需要の減少と安全への懸念から、ギグワーカーは仕事を辞めている。
現在、ギグワーカーの大半はCOVID-19の影響で収入がない。
ギグワーカーの約70%が、働いている会社からの支援に満足していなかった。
新たな調査によると、ギグワーカーは新型コロナウイルスのパンデミックによって経済的に最も大きな打撃を受けている人々の一部だ。アプリを使った世界各地の仕事を比較するオンラインプラットフォーム、AppJobsは、多くの人が需要の減少によりギグの仕事を辞めざるを得なくなったほか、自身の安全への懸念も理由に挙げた。
ギグワーカーの約70%が、現在収入がないと答え、貯蓄があるのはわずか23%だった。ギグワーカーと自営業者のうち約89%が、現在、新たな収入源を探している。ギグワーカーの半数以上が仕事を失ったと答え、4分の1以上は労働時間が削減されたという。
新型コロナウイルス危機により、ギグワーカーが長年直面してきた課題の多くが浮き彫りになった。ギグエコノミーは柔軟性をもたらす一方、労働者が失業給付、健康保険、病気休暇を利用する機会は限られている。
調査対象者の約70%が、パンデミック中に勤務先から受けた支援に満足していないと答えた。半数以上が、政府または勤務先から何らかの支援を期待していた。
AppJobsは、COVID-19がどのような影響を及ぼしたかを調べるため、独立請負業者、オンラインプラットフォームで働く人、契約労働者、オンコール労働者、臨時労働者を含むギグワーカー1,400人を調査した。
ギグエコノミーを調査するAppJobs Instituteによると、新型コロナウイルスのパンデミックにより、配達などの仕事に対する世界的な需要が増加したほか、オンライン調査や市場調査の需要も増えた。同研究所は、「この需要増加は、パンデミックによって自主隔離を求められる人が増えた時期と重なった」と述べた。先月、サンフランシスコに拠点を置く食料品配達会社Instacartは、配達需要の増加に対応するため、ギグワーカーを30万人追加すると発表した。
3月第1週に多くの国でソーシャルディスタンスが義務付けられて以降、ハウスシッティング、ベビーシッター、清掃などの仕事への需要は36%減少した。


