毎週お届けする新型コロナウイルス感染症のニュースまとめでは、コロナウイルスのパンデミックに関する最新ニュースや続報を厳選して紹介するとともに、情報を得て感染から身を守るためのヒントやツールをお届けします。
新型コロナウイルス感染症の主なニュース:北京でクラスター発生を受け数百万人を検査、米国は空路入国者の検査義務を撤廃、米規制当局の職員はファイザー製ワクチンが幼児にも安全と判断。
1. 新型コロナウイルス感染症が世界に及ぼす影響
新型コロナウイルス感染症の確認症例数は、ジョンズ・ホプキンス大学によると、世界で5億3,530万件を超えました。確認された死者数も630万人を超えています。Our World in Dataによると、世界で接種されたワクチンは119億4,000万回を超えています。ワクチン接種回数は、Our World in Dataによると、世界で119億4,000万回を超えています。
中国の首都北京の当局は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を抑え込もうと急いでいます。ロイター通信によると、感染は24時間営業のバーに端を発したとみられます。市内では数百万人が検査を義務付けられ、数千人が対象を絞ったロックダウン下に置かれています。新型コロナウイルス感染の再拡大は、世界第2位の経済大国の先行きに新たな懸念をもたらしています。
米国は、空路で入国する人に新型コロナウイルス感染症の陰性証明を求める義務を撤廃しました。この決定に先立ち、航空会社や旅行業界が強い働きかけを行っていました。
北朝鮮は日曜日、発熱症状のある人が新たに4万60人確認され、死者が1人出たと発表しました。孤立した同国で初めて新型コロナウイルス感染症の感染が確認される中での発表で、国営メディアKCNAが報じました。
製薬会社モデルナは、同社の新型コロナウイルスワクチンの新バージョンが、より強い免疫反応を引き起こしたと発表しました。従来のワクチンと比べ、オミクロン株に対する反応が高かったといい、同社は今秋に感染が急増する可能性に備えた追加接種を目指しています。800人以上を対象とした試験で4回目の接種として投与したところ、オミクロン株に対するウイルス中和抗体が8倍に増加しました。
欧州連合(EU)の保健規制当局は先週、入手可能なデータから、mRNA新型コロナウイルスワクチンは月経周期に影響しないと結論付けました。この評価は、モデルナ製またはファイザー・ビオンテック製ワクチンを1回または2回接種した後に月経異常があったとの報告を受けて実施されました。
COVAXファシリティは、146カ国に新型コロナウイルスワクチンを15億3,000万回分届けました。ワクチンと予防接種のための世界同盟(GAVI)のデータによるものです。COVAXはGAVIと世界保健機関(WHO)の支援を受けており、12月には2022年半ばまでに新型コロナウイルスのワクチン接種率70%を達成する目標を掲げました。
アフリカ諸国が自国の製造ネットワークを立ち上げるためのmRNAワクチン工場の建設が6月23日にルワンダで始まると、新型コロナウイルスワクチンメーカーのビオンテックが発表しました。アフリカで「BioNTainer」と呼ばれる施設に組み立てられる同社のモジュール式工場設備は、今年、キガリの建設現場に届けられる予定です。
2. 糖尿病は新型コロナ後遺症のリスクを高める可能性、妊娠中の感染は赤ちゃんの脳の発達に関する問題と関連
糖尿病は新型コロナ後遺症のリスクを高める可能性があると、過去に行われた7件の研究を新たに分析した結果が示しています。研究者らは、新型コロナウイルス感染症から回復した後、少なくとも4週間にわたり追跡調査した研究を検証し、ブレインフォグ、皮膚疾患、うつ、息切れなど、新型コロナ後遺症に関連する症状が持続する人の特徴を調べました。
3件の研究では、糖尿病のある人は、ない人に比べて新型コロナ後遺症を発症する可能性が最大4倍高いことが分かりました。研究者らは糖尿病が新型コロナ後遺症の「強力なリスク因子」であるようだと述べました。ただし、研究ごとに手法、新型コロナ後遺症の定義、追跡期間が異なり、入院患者を対象にしたものもあれば、より軽症の新型コロナウイルス感染症患者に焦点を当てたものもあるため、結果は暫定的なものです。
研究者らはまた、妊娠中に新型コロナウイルス感染症にかかった母親から生まれた赤ちゃんは、学習、集中、記憶、社会性の発達に関わる脳の発達上の問題を抱えるリスクが平均より高い可能性があることを明らかにしました。
研究者らは、2020年3月から9月にマサチューセッツ州で生まれた赤ちゃん7,772人を調査し、12カ月間追跡しました。その間、妊娠中にコロナウイルス検査で陽性となった222人の女性から生まれた赤ちゃんの14.4%が神経発達障害と診断されました。一方、妊娠中に感染を免れた母親から生まれた赤ちゃんでは8.7%でした。
世界経済フォーラムは、新型コロナウイルス感染症への世界的な対応をどのように進めてきたのでしょうか。
3. 米規制当局の職員、ファイザー製新型コロナワクチンは幼児にも安全と判断
米食品医薬品局(FDA)の審査担当職員は、ファイザー・ビオンテックの新型コロナウイルスワクチンは、生後6カ月から4歳までの子どもに有効で安全に使用できると述べています。FDAの審査担当者は、日曜夜に公開された説明資料の中で、評価の結果、幼児へのワクチン使用に関する新たな安全性の懸念は見つからなかったと述べました。
FDAによるファイザーの治験データの分析は、6月15日に予定されていた外部諮問委員会の会合を前に公表されました。外部諮問委員会の勧告が、ワクチンに関するFDAの決定を左右します。
オミクロン株が優勢だった時期に確認された新型コロナウイルス感染症の有症状者10人のデータに基づく、ファイザー・ビオンテック製ワクチンの初期分析では、5歳未満の子どもに対するワクチン有効率は80.3%と示唆されました。
6歳未満の子ども向け新型コロナウイルスワクチンは、世界のほとんどの地域でまだ承認されていません。5歳から11歳の子どもでは需要が低かったため、親がどの程度子どもに接種させるかは不明です。FDAは先週、モデルナ製新型コロナウイルスワクチンの職員審査報告書を公表し、生後6カ月から17歳までの子どもに使用するワクチンの用量は安全かつ有効だと述べました。
世界経済フォーラムは、包摂的な世界の保健エコシステムをどのように実現しているのでしょうか。
保健・ヘルスケアセンターは、アクセス、公平性、レジリエンス、備えなど、世界各地の保健システムが直面する課題への理解を深めるため、リーダーたちをつなぎます。
信頼に基づく対話と官民連携を通じて、同センターはパートナーが共通の優先課題に沿って連携し、健康成果の改善に向けた集団的な取り組みを進められるよう支援します。

