この日次まとめでは、新型コロナウイルス感染症のパンデミックに関する最新ニュースをお届けするとともに、情報を得て身を守るためのヒントやツールをご紹介します。
主なニュース:香港で大規模流行が「差し迫る」、オーストラリアが高齢者支援に緊急医療チームを派遣、米国各州で感染者数が過去最多に。
1. 新型コロナウイルス感染症が世界に及ぼす影響
世界での新型コロナウイルス感染症の確認症例数は現在1,670万件を超えていると、ジョンズ・ホプキンス大学医学部は発表しています。死者数も現在66万人を超えています。
香港で大規模な流行が「差し迫っている」と、林鄭月娥行政長官は警告しました。「ソーシャルディスタンスの措置を厳格に守り、可能な限り自宅にとどまるようお願いします」と述べました。
オーストラリアの高齢者介護施設を支援するため、国防部隊と緊急医療チームが派遣されました。同国が新型コロナウイルス感染症の最悪の流行に対応するなか、メルボルンで支援にあたっています。
ファイザーと米国が合意した将来のワクチンに関する契約は、他のすべての先進国の価格を決めることになります。米国が合意した20億ドルを換算すると、2回接種の治療コースで1人当たり39ドルとなります。
スペインの観光業界は、英国がスペインからの旅行者に課す隔離規則により、117億3,000万ドルの損失を被る可能性があると、観光協会CEHATの代表は述べています。
ケニアではコロナウイルス対策の夜間外出禁止令が延長され、酒類の販売が制限されました。レストランは午後7時までに閉店し、バーは営業を停止します。日曜日には、感染者数が1日当たりで最多となる960人の新規確認症例を記録しました。。
2. 米国6州で新型コロナウイルス感染症による死者数が過去最多に
米国のアーカンソー州、カリフォルニア州、フロリダ州、モンタナ州、オレゴン州、テキサス州では、7月28日にコロナウイルスによる1日の死者数がそれぞれ過去最多を記録しました。米国全体では1,300人を超える人々が亡くなり、とロイター通信は伝えています。
テキサス州では、確認症例の累計が40万件を超えました。感染者数がこれを超えた州は同州で4州目となり、カリフォルニア州、フロリダ州、ニューヨーク州に続きました。この4州はいずれも米国で最も人口の多い州です。
州の保健当局によると、カリフォルニア州のラテン系コミュニティは特に大きな打撃を受けているようです。ラテン系住民は同州の人口の3分の1強を占めますが、現在、新型コロナウイルス感染症の感染者の56%、死者の46%を占めていると、ロイター通信は伝えています。
確認症例と死者の増加を受け、米国の一部地域で学校を来月再開すべきかどうかをめぐる議論が再燃しています。
3. WHO:新型コロナウイルス感染症のパンデミックは季節性ではなく「大きな一つの波」
世界保健機関(WHO)のマーガレット・ハリス博士は、このパンデミックを「大きな一つの波」と表現しました。季節性インフルエンザは通常、明確な波を描いて増減し、冬季に悪化する傾向があります。しかし、新型コロナウイルス感染症はそのような動きをしていないと、ハリス博士は警告しました。「夏は問題です。このウイルスはあらゆる天候を好みます。」
「私たちは最初の波の中にいます。これは大きな一つの波になるでしょう。少し上下するでしょう。最善の策は波を小さくし、足元に寄せるさざ波のようなものにすることです」と、同博士はジュネーブでのオンライン記者説明会で述べました。
しかし、北半球で冬季にインフルエンザの流行が起こる可能性は懸念すべきだと、同博士は述べました。南半球では例年のインフルエンザ流行期に入りつつあり、WHOは状況を注意深く監視していると続けました。
「呼吸器疾患がすでに非常に大きな負担となっている状況で、呼吸器疾患が増加すれば、医療システムへの圧力はさらに高まります。」

