この日次ダイジェストでは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックに関する最新のニュースや最新情報を厳選してお届けするとともに、情報を把握し、身を守るためのヒントやツールもご紹介します。
主な記事:シドニーのロックダウン延長、WHOが COVID-19 による死亡を防ぐ新薬を推奨、イングランドの自己隔離ルールの変更計画。
1. COVID-19が世界に与えている影響
COVID-19の確認された感染者数は、ジョンズ・ホプキンス大学によると、世界で1億8,460万人を超えました。確認された死者数は399万人を超えています。また、Our World in Dataによると、世界で32億5,000万回を超えるワクチン接種回数が実施されています。
イングランド・リバプールで実施された大規模な迅速検査プログラムにより、COVID-19の感染者数が5分の1以上減少したと、研究者らが発表しました。
韓国では、1日の新規COVID-19感染者数が過去最多から2番目に多い数に達したと報告されており、当局は行動制限の再導入を検討しています。
欧州連合(EU)加盟国は、「ヤンセンワクチン」を追加で約4,000万回分発注しました。
8月16日以降、イングランドでは、完全接種を受けた成人と全ての子どもは、COVID-19陽性者と濃厚接触した後に自己隔離する必要がなくなります。
ニュージーランドの医薬品規制当局は、ヤンセンのCOVID-19ワクチンに対し、暫定的な承認を与えました。
メキシコでは、2月下旬以降で最も大きな増加となる新規COVID-19感染者数が報告されています。
インドネシアでは、予備の医療施設を、現在の感染急増がさらに悪化した場合に備えて準備していると、当局者が述べました。同国では過去最多の死者数も報告されています。
ギリシャでは、数週間にわたる減少の後、新規COVID-19感染者数が増加したと報告されています。
2. シドニーでロックダウンが延長
ニューサウスウェールズ州のグラディス・ベレジクリアン州首相は、シドニーでのロックダウンを少なくとも1週間延長しました。厳格な外出自粛措置は金曜日に終了する予定でしたが、少なくとも7月16日まで継続されることになりました。
ベレジクリアン州首相は、感染力の非常に強いデルタ変異株により、オーストラリア最大の都市で新規感染者が増加する可能性が高いと警告しました。
「このデルタ株はゲームチェンジャーです。これまでに確認されたウイルスのどの型よりも感染力が非常に強く、伝染しやすいのです」と、同州首相は記者団に語りました。
3. WHO、死亡リスク低減のためロシュとサノフィの薬剤をCOVID-19治療に推奨
世界保健機関(WHO)は、COVID-19患者に対し、ロシュおよびサノフィの関節炎治療薬をコルチコステロイドと併用することを推奨しました。
この勧告は、1万1,000人の患者のデータから、これらの薬剤が死亡リスクを低下させ、人工呼吸器の必要性も低下させることが示唆されたことを受けたものです。
WHO緊急事態対応の担当者であるジャネット・ディアス氏は、「この最新の知見を反映させるため、臨床ケアの治療指針を更新しました」と述べました。
WHOの分析によると、デキサメタゾンなどのコルチコステロイドと関節炎治療薬の一つを投与された患者の28日以内の死亡リスクは21%であり、標準治療を受けた患者の想定リスク25%と比べて低くなっています。WHOによると、このような患者100人につき、さらに4人が生存できるとのことです。

