このデイリーまとめでは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックに関する最新のニュースに加え、情報を把握し、身を守るためのヒントやツールを厳選してお届けします。
主なニュース:1日あたりの新規感染者数が世界で過去最多を記録し、数百万人の子どもが学校に「二度と戻れない可能性がある」。
1. COVID-19が世界に与えている影響
世界の新型コロナウイルス感染確認者数は1,290万人を超えました(ジョンズ・ホプキンス大学の集計による)。ウイルスによる死者は56万9,000人以上、回復者は710万人以上とされています。
世界保健機関(WHO)には、7月12日に23万人を超える新規感染者が報告されており、これは1日あたりの世界記録です。
フロリダ州では7月12日に1万5,000人を超える新規感染者が記録されました。これはパンデミック発生以降、米国のいずれの州においても1日の最多数です。仮にこれを一国とみなした場合、1日の新規感染者数で世界第4位に相当し、米国、ブラジル、インドに次ぐ数字だとロイター通信の分析で示されています。
フィリピンでは、新型コロナウイルスによる死者数が1日の増加数として過去最大を記録しており、7月13日には162人が報告されました。これは東南アジアにおいても1日の最多数です。
ボリウッド俳優のアミターブ・バッチャン氏が入院治療を受けています。軽度の新型コロナウイルス症状がみられ、俳優である息子のアビシェーク氏も同様です。アビシェーク氏の妻で女優のアイシュワリヤー・ラーイ・バッチャン氏と8歳の娘も陽性反応が出ています。
死者数が3万5,000人強に達し、メキシコがイタリアを上回り、死者数の多い国として米国、ブラジル、英国に次ぐ第4位になりました。
東京都の小池百合子知事は、ロイター通信に対し、東京オリンピックは2021年に開催されなければならないと述べ、それは「世界が力を合わせてこの困難な状況を乗り越えることの象徴」だとしています。
新型コロナウイルスから生じる新たなリスクに対処するため、世界経済フォーラムはどのような取り組みを行っていますか。
2. 新型コロナのロックダウン後、1,000万人の子どもが「学校に二度と戻れない可能性がある」
ある児童支援団体は、新型コロナウイルス感染症が史上最大規模の世界的な教育の危機を引き起こしていると警告しています。子どもの貧困が深刻化するなか、最大970万人の子どもが退学のリスクにさらされています。
セーブ・ザ・チルドレンによる分析では、リスクが最も高く、遅れをとる可能性が大きい国々において、新型コロナウイルス感染症が教育の資金調達と提供の両方に影響を及ぼす可能性があることが示されています。国連の持続可能な開発目標(SDGs)の目標4「すべての子どもに質の高い教育を」の達成に向けた進展が後退するおそれもあります。
「過去の危機から、子どもが学校から離れている期間が長いほど、学校に戻らなくなるリスクが高まることがわかっています。パンデミックへの経済・保健対応に政府が支出を振り向けるなか、教育予算も圧迫されると予想しています。」
約1,000万人の子どもが学校を完全に退学するリスクにさらされており、セーブ・ザ・チルドレンは、SDG4の達成に向けた進展において、「極めて高いリスク」により遅れをとる可能性がある12か国を特定しました。
セーブ・ザ・チルドレンの試算では、パンデミックにより、低所得国および中所得国において、今後2年間で770億ドルの教育資金ギャップが生じる可能性があります。
3. WHO、新型コロナの誤情報を打ち消し、喫煙者の禁煙を支援する仮想医療従事者を発表
世界保健機関は、世界初の仮想医療従事者を開発しました。世界の13億人のタバコ使用者の禁煙を支援し、パンデミック中の新型コロナウイルスに関する誤情報を払拭することを目的としています。
人工知能を活用したフローレンスは、ビデオストリームまたはテキストを通じて年中無休(24時間365日)で利用可能で、タバコ使用者が目標達成に向けた個別のプランを立てる支援をします。
7月10日のメディアブリーフィングで、WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイエスス事務局長は、禁煙アクセス・イニシアチブを発表しました。最初にヨルダンで展開される予定です。
「喫煙は年間800万人の命を奪っています。タバコをやめる動機づけが必要な人にとって、パンデミックこそ適切な動機となるはずです」と同氏は述べました。
「証拠によれば、喫煙者は非喫煙者に比べて、新型コロナウイルス感染症が重症化しやすいことが明らかになっています。」
