COVID-19:変異ウイルスからスパイクタンパク質の3D マッピングまで、今週の注目の科学ニュース

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  • COVID-19の症状が軽度であることは、ウイルスの変異と関連している。

  • 主要なウイルスタンパク質の3D マッピング。

ウイルスの遺伝子変異体は、より軽度の感染と関連している

今週発表された新たな研究では、Lancet誌に掲載された。この研究によると、SARS-CoV-2ウイルスの変異は、変異のないウイルスによって引き起こされる症状と比べて、より軽度の症状と関連していることが示されている。

この変異は、ORF7bとORF8と呼ばれる2つの遺伝子の欠失を引き起こすもので、今年の初めに、シンガポールの研究者らが遺伝子変異を持つウイルスによるCOVID-19症例の集団を発見したことで特定された。研究者らは、変異型ウイルスに感染した人の症状と、非変異型に感染した患者の症状を比較し、変異型に感染した29人のうち、補助的な酸素を必要とした人は一人もいなかったことを明らかにした。これに対して、変異のないウイルスを持つ人の28%(92人中26人)は、酸素を必要とした。

変異型ウイルスは3月以降検出されていないが、研究者らは、2002~2004年に発生した重症急性呼吸器症候群(SARS)の原因となったウイルスも、ORF8遺伝子の欠失を引き起こす変異を獲得していたと指摘しており、これはウイルスの重要な適応メカニズムを示唆している。ウイルスの遺伝子変異体についてさらなる研究が必要とされており、これは治療薬やワクチンの開発にも影響を与えるだろう。

コロナウイルスのスパイクの詳細を示す新たなマップ

英国ケンブリッジにある医学研究会議分子生物学研究所の研究者らは、SARS-CoV-2ウイルスのスパイクタンパク質について、初めての詳細な分析結果を発表した。

ウイルスとその悪名高いスパイク。Image: REUTERS

この研究はNature誌に掲載されたもので、研究者らは感染した細胞からウイルス粒子を採取し、電子顕微鏡を用いて、コロナウイルスの表面を覆うスパイクタンパク質の形状を可視化し特定した。スパイクタンパク質はウイルスがヒトの細胞に侵入するのに役立つもので、このように詳細にマッピングできたことは、感染時やワクチン接種時におけるスパイクタンパク質と中和抗体の相互作用について、研究者がより深く理解する助けとなるだろう。

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