この日次まとめでは、新型コロナウイルスのパンデミックに関する最新のニュースやアップデートを厳選してお届けするとともに、情報を把握し、身を守るためのヒントやツールもご紹介します。
主要ニュース:メキシコとアルゼンチンが、より公平なワクチン配分を求める。タイが初の新型コロナワクチンを受領。オーストラリアの2州で規制が緩和。
1. 新型コロナウイルスが世界に与えている影響
新型コロナウイルスの感染確認例は、世界全体で1億2,100万人を超えました。ジョンズ・ホプキンス大学コロナウイルス・リソース・センターによる集計です。確認された死者数は248万人を超えています。
日本の地方自治体は、新型コロナの新規感染者数が減少しているとして、緊急事態宣言を、予定されている3月7日より前に解除するよう求めています。
オーストラリアの2州は、数週間にわたり新規感染者がゼロが続いたことを受け、金曜日から規制を緩和する予定です。
タイは初めての新型コロナワクチンを受領しました。シノバック・バイオテック社のCoronaVac 20万回分で、数日以内に接種が始まる予定です。
韓国もワクチン接種プログラムの開始に向けて準備を進めており、アストラゼネカ製ワクチンを、国内の製造施設からソウル郊外の倉庫へ移送しました。
米国下院は金曜日に、1兆9,000億ドル規模の新型コロナ対策法案について採決を行う予定です。
新型コロナの感染者数はポルトガルで減少していますが、入院者数および集中治療室の患者数の減少ペースははるかに緩やかです。
EUは、域内における不要不急の渡航に対する規制を維持する予定です。
2. 先進国は新型コロナワクチンの供給を増やすべき:アルゼンチン、メキシコ
メキシコとアルゼンチンの大統領は、国連と世界の最富裕国に対し、途上国による新型コロナワクチンへのアクセスを改善するよう強く求めています。
メキシコのアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領は、現在の国連のシステムは機能しておらず、供給の80%が わずか10か国に集中していると述べました。同大統領はこの状況を「完全に不公平だ」と評しました。
「普遍的な兄弟愛はどこにあるのか」と、同大統領はアルゼンチンのアルベルト・フェルナンデス大統領との共同記者会見で語りました。
この発言は、欧州委員会のウルスラ・フォン・デア・ライエン委員長が、アフリカの医療従事者に新型コロナワクチンを寄付するよう呼びかけたフランスのエマニュエル・マクロン大統領の提案を支持したことを受けたものです。
「ワクチンは依然としてどこでも不足しているが、分かち合うことは我々共通の利益である」と、フォン・デア・ライエン委員長は世界保健機関(WHO)とのウェブ会議で語りました。
3. 2020年第1四半期、武漢以外の中国における死者数は減少
オックスフォード大学と中国疾病預防控制中心の研究により、中国における死者数は、新型コロナの震源地である武漢以外では、昨年の最初の3か月間にわずかに減少したことが明らかになりました。
データは、新型コロナの拡大を抑制する取り組みによって、他の原因による死亡も減少したことを示唆しています。
この期間の武漢の死亡率は10万人あたり1,147人で、通常予想される水準より56%高かったと、研究で明らかになりました。
一方、武漢以外では死亡率は10万人あたり675人で、予想される715人を下回りました。BMJに掲載された研究によると、全国的なロックダウンにより、普通の肺炎や交通事故など、他の原因による死亡数が減少しました。

