この毎日のニュースまとめでは、新型コロナウイルス感染症のパンデミックに関する最新ニュースや更新情報を厳選してお届けするとともに、情報を得て身を守るためのヒントやツールをご紹介します。
主なニュース:中国の習近平国家主席が香港特別行政区の指導者に感染拡大の抑制を要請、米財務長官が途上国でのパンデミック終息に向けG20の支援を求める、妊婦へのワクチン接種が乳児を新型コロナウイルス感染症から守るとの研究結果。
1. 新型コロナウイルス感染症が世界に及ぼす影響
新型コロナウイルス感染症の確認症例数は、ジョンズ・ホプキンス大学によると世界で4億1,570万件を超えました。確認された死者数は580万人を超えています。世界ではさらに、104億2,000万回を超えるワクチン接種が行われたと、Our World in Dataは伝えています。
中国の習近平国家主席は香港特別行政区の指導者に対し、感染が急速に拡大して当局の対応能力を圧迫するなか、悪化する新型コロナウイルス感染症の流行を安定させ、抑え込むことが「最優先の使命」だと伝えたと、メディアが水曜日に報じました。
韓国の新型コロナウイルス新規感染者数は、1日あたりで初めて9万人を超えました。火曜日に報告された9万443人は、前日の5万7,177人から急増しました。
シンガポールは、隔離なしの旅行プログラムを拡大し、今月中に香港特別行政区、カタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦を対象に加えると、保健省が水曜日に発表しました。同制度の対象地は段階的にさらに拡大する予定です。
カナダは、ワクチン接種を完了した海外からの渡航者に対する入国要件を緩和します。新型コロナウイルス感染者数の減少を受け、2月28日から、分子検査に代えて迅速抗原検査を認めると、当局者が火曜日に発表しました。
感染の新たな波が欧州東部に向かっていると、世界保健機関(WHO)が火曜日に発表し、各国当局にワクチン接種やその他の対策を強化するよう求めました。WHO欧州地域事務局長のハンス・クルーゲ氏によると、アルメニア、アゼルバイジャン、ベラルーシ、ジョージア、ロシア、ウクライナでは最近、新型コロナウイルス感染症の症例数が2倍を超える水準に増加しています。
オランダ政府は金曜日に新型コロナウイルス対策の規制の大半を解除する予定です。オミクロン株による感染者数は過去最多の水準に達したものの、入院者数のピークには至っていないと、エルンスト・カイパース保健相が火曜日に述べました。
2. パンデミック終息に向け、G20は途上国を支援すべき:イエレン氏
米国のジャネット・イエレン財務長官は、G20の各国担当者に対し、途上国での新型コロナウイルス感染症のパンデミック終息に向けて取り組み、各国が公平な回復を支えるために必要な資源を確保できるようにすることを求めると、米財務省当局者が火曜日に述べました。
イエレン氏は、包括的な回復を確かなものにし、貧しい国々のワクチンへのアクセス格差を縮めるため、各国の事情に応じた政策を策定するようG20に求めると、当局者は述べました。
当局者によると、これには、ワクチン、治療薬、診断薬の供給における世界的なボトルネックに対処するため、世界銀行、国際通貨基金、世界保健機関、世界貿易機関の取り組みを支援することが含まれます。
イエレン氏はまた、パンデミックの予防と備えに投資するため、世界銀行に設置することが提案されている世界基金をG20各国が支援するよう求めます。その推定費用750億ドルについて、新型コロナウイルス感染症が世界経済と人々にもたらした損失と比べれば「割安」だと述べています。
3. 妊娠中の新型コロナワクチン接種は出生後の乳児を守る:米国の研究
妊婦が新型コロナウイルスのワクチン接種を受けると、出生後の乳児の新型コロナウイルス感染症による入院を防げる可能性があります。特に、妊婦が妊娠後期に接種を受けた場合に効果が期待できると、米国の研究者らが火曜日に報告しました。
この研究結果は、妊娠中のワクチン接種の効果が、ワクチンを接種するには幼すぎる乳児にも及ぶかどうかを明らかにする手がかりとなります。
小児病院数施設と米国疾病予防管理センター(CDC)の研究者らは、2021年7月から2022年1月までの、生後6か月未満の子どもを調査しました。
この研究では、入院した乳児379人のデータを分析しました。そのうち176人は新型コロナウイルス感染症にかかっており、203人はほかの問題で入院していました。妊娠中に母親がワクチン接種を受けた子どもについて、新型コロナワクチンは入院を防ぐ効果が全体で61%だったことが分かりました。
母親が妊娠21週から出産前14日までの間に接種を受けていた場合、その予防効果は80%に上りました。妊娠のより早い時期に母親が接種を受けていた乳児では、ワクチンの有効性は32%に低下しました。
ただし研究著者らは、妊娠初期の接種の有効性に関する推定値は、サンプル数が少ないため慎重に解釈すべきだと警告しました。


