この日次ニュースまとめでは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックに関する最新ニュースや情報をお届けします。また、情報を把握し、自分を守るためのヒントやツールも紹介します。
主なニュース:欧州で感染者が「大幅に急増」するとの警告、イングランドで大半の人の自主隔離期間を短縮、シンガポールが隔離なしの渡航を停止。
1. COVID-19が世界に及ぼしている影響
COVID-19の確定症例数は、ジョンズ・ホプキンス大学によると、世界で2億7,620万件を超えました。確定死亡者数は530万人を超えています。Our World in Dataによると、世界で投与されたワクチンの総接種回数は87億8,000万回を超えています。ワクチン接種は、Our World in Dataによると、世界で実施されています。
シンガポールは、隔離なしの渡航を、オミクロン株の感染拡大を受けて停止しました。
イスラエルは、オミクロン株の感染拡大への懸念から、60歳を超える人にCOVID-19ワクチンの4回目の接種を提供する予定です。これに先立ち、イスラエルの病院は、オミクロン株に感染した患者の死亡が国内で初めて確認されたと発表しました。病院によると、60代の男性には複数の重い基礎疾患がありました。
日本では、オミクロン株の市中感染が疑われる初の症例が確認されました。
COVID-19の市中感染例を受け、中国とベトナムの国境近くにある東興市は、住民に自宅待機を命じ、公共交通機関と一部の学校の授業を停止しました。また、出入国港を通過する旅行者や貨物の通関手続きを延期しました。
ノババックスは、世界保健機関(WHO)の専門家委員会が、免疫機能が低下している人を対象に、同社のCOVID-19ワクチンの3回目の接種を推奨したと発表しました。
アストラゼネカは、オックスフォード大学と協力し、オミクロン株に対応するワクチンを製造すると発表しました。
パナマ政府は昨日、COVID-19ワクチンの追加接種の展開にかかる期間を半分に短縮すると発表しました。
米国のジョー・バイデン大統領は、オミクロン株によるCOVID-19感染の急増に対応するため、連邦政府のワクチン接種会場と検査会場を増設すると発表しました。また、1月から米国民に自宅用の迅速検査キット5億個を無料で提供すると述べました。
2. WHO、欧州でCOVID-19症例が大幅に急増すると警告
世界保健機関(WHO)欧州地域事務局長のハンス・クルーゲ氏は、オミクロン株の感染拡大を受け、各国にCOVID-19症例の「大幅な急増」に備えるよう警告しました。
クルーゲ氏は記者会見で、WHO欧州地域の53か国のうち少なくとも38か国でオミクロン株が検出され、デンマーク、ポルトガル、英国など複数の国ではすでに主流になっていると述べました。
「新たな嵐が近づいているのが見えます」とクルーゲ氏は述べました。「数週間以内に、オミクロン株は地域内のさらに多くの国で主流となり、すでに逼迫している医療体制を限界へとさらに追い込むでしょう。」
クルーゲ氏によると、欧州で初期に確認されたオミクロン株症例の89%は、咳、喉の痛み、発熱など、一般的なCOVID-19の症状を伴っていました。症例の大半は20代と30代の成人で報告され、当初は都市部の社交の場や職場での集まりを通じて感染が広がったと同氏は付け加えました。
「新たなCOVID-19感染者の圧倒的な増加は、入院患者の増加や、医療体制その他の重要サービスに広範な支障をもたらす可能性があります」と同氏は述べました。
3. イングランドで大半の人のCOVID-19自主隔離期間を短縮
英国政府は、水曜日から、イングランドで2日連続してラテラルフロー検査の結果が陰性となった人について、COVID-19の自主隔離期間を10日から7日に短縮すると発表しました。
英国ではオミクロン株が急速に広がり、過去1週間の感染者数が過去最多となるなか、病院を含む多くの業界で人手不足が深刻化しています。病院側は、患者の安全に影響が及ぶおそれを警告しています。
英国保健安全保障庁(UKHSA)は、検査を行わない10日間の隔離と比べて、7日間の隔離とラテラルフロー検査で2回陰性となることを組み合わせた場合も、ほぼ同等の予防効果があることが分析で示唆されたと述べました。
「人々の日常生活におけるCOVID-19による混乱を減らしたい」と、サジド・ジャビド保健相は声明で述べました。
英国の国民保健サービス(NHS)が無料で提供する迅速ラテラルフロー検査は、自宅で自分で実施でき、15~30分で結果が出ます。
政府によると、自主隔離期間の6日目と7日目に、24時間の間隔を空けて検査を受け、いずれもラテラルフロー検査の結果が陰性だった人は、10日間の隔離を続ける必要がなくなります。

