この日刊ニュースまとめでは、新型コロナウイルス感染症のパンデミックに関する最新ニュースや情報をお届けするとともに、情報を得て感染から身を守るためのヒントやツールをご紹介します。
主なニュース:イスラエルの研究で、ファイザー/ビオンテック製追加接種がオミクロン株に対する防御効果を示す。新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの実現に向けた20年にわたる進歩が停滞する可能性。中国、人口の80%に新型コロナウイルス感染症ワクチンを接種。
1. 新型コロナウイルス感染症が世界に及ぼす影響
新型コロナウイルス感染症の確定症例数は、ジョンズ・ホプキンス大学によると、世界で2億7,010万件を超えました。確定死亡者数は530万人を超えています。Our World in Dataによると、世界で接種されたワクチンは84億5,000万回を超えています。ワクチン接種が世界で実施されました。
中国のBrii Biosciencesは昨日、研究室での試験により、自社の新型コロナウイルス感染症抗体カクテルがオミクロン変異株に対する活性を維持していることが示されたと発表しました。
インドネシアは明日から、6~11歳の子どもを対象とした新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種を開始します。
オーストラリアは、オミクロン株の感染者増加を受け、新型コロナウイルス感染症の追加接種を受けるまでの待機期間を短縮する計画を発表しました。2回目と3回目の接種間隔は、6カ月から5カ月に短縮されます。
これを受け、同国の財務相ジョシュ・フライデンバーグ氏は、経済回復を後押しするため、オーストラリアは新型コロナウイルス感染症対策の規制を引き続き緩和すべきだと訴えました。
英国は、オミクロン変異株の拡大を受け、新型コロナウイルス感染症の警戒レベルを5段階中のレベル3からレベル4に引き上げました。
中国では、人口の80%を超える人々が新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を受けたと、保健当局者が土曜日に発表しました。
看護師の人数が世界的に減少しているうえ、西側諸国も発展途上国から医療従事者の採用を増やしており、人員の偏りが生じていると、国際看護師協会は金曜日に警告しました。
2. イスラエルの研究で、ファイザー/ビオンテック製追加接種がオミクロン株に対する防御効果を示す
イスラエルの研究者らは土曜日、ファイザー/ビオンテック製新型コロナウイルス感染症ワクチンを3回接種すると、新たなオミクロン変異株に対して大きな防御効果が得られることが分かったと発表しました。
この研究結果は、先週前半にビオンテックとファイザーが発表した結果と同様でした。これらの結果は、確認されたばかりの変異株への感染を防ぐうえで、追加接種が鍵となる可能性を示す初期の兆候でした。
「5カ月または6カ月前に2回目の接種を受けた人には、オミクロン株に対する中和能力がありません。一方、デルタ株に対してはある程度の中和能力があります」と、保健省中央ウイルス研究所と共同で研究を実施したシェバ・メディカルセンター感染症部門の責任者、ギリ・レゲブ=ヨチャイ氏は述べました。
「良い知らせは、追加接種を受けると中和能力が約100倍に高まることです。追加接種には大きな防御効果があります。ただし、その効果はデルタ株に対する中和能力より低く、約4分の1です」と同氏は述べました。
これに先立ち、金曜日に英国保健安全保障庁は、追加接種によって、変異株が引き起こす軽症に対する防御効果が大幅に回復すると発表していました。
3. 新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの実現に向けた20年にわたる進歩が停滞する可能性
世界銀行と世界保健機関(WHO)の新たな報告書によると、新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、世界各地でユニバーサル・ヘルス・カバレッジの実現に向けて20年にわたり続いてきた進歩が停滞する可能性があります。
パンデミックの影響で医療制度に負荷がかかる中、予防接種率は10年ぶりに低下し、結核とマラリアによる死亡者数は増加しました。
両機関はまた、医療費を自費で支払わざるを得ないため、5億人が貧困に追い込まれていると警告しています。
「一刻の猶予もありません」と、WHO事務局長のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス博士は述べました。「すべての政府は直ちに取り組みを再開し、加速させ、自国民の誰もが、経済的負担を恐れることなく医療サービスを利用できるようにしなければなりません。そのためには、保健医療と社会的支援への公的支出を強化するとともに、地域で必要不可欠な医療を提供できるプライマリ・ヘルス・ケア制度への重点を高める必要があります。」

