新型コロナウイルスを過去の感染症と比較する3つのグラフ

Employees work on a production line for surgical masks at a factory, following an outbreak of the novel coronavirus in the country, in Nantong, Jiangsu province, China February 14, 2020. China Daily via REUTERS ATTENTION EDITORS - THIS IMAGE WAS PROVIDED BY A THIRD PARTY. CHINA OUT. - RC290F9NRWZG
The outbreak has seen a surge in demand for surgical masks.Image: REUTERS
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  • 新型コロナウイルスは、SARSやMERSよりもはるかに速いペースで広がっています。

  • 最新のデータによると、新型コロナウイルスはSARSやMERSのいずれよりも致死性が低いようです。

  • ウイルスの特性(死亡率を含む)について確信を持つには、数週間かかる見通しです。

中国・武漢で12月に出現した新型コロナウイルスに対して国際的な警戒が高まっている背景には、その急速な広がりと、感染症の専門家がその致死性や感染力をまだ把握できていないという事実があります。

わずか数週間で、このウイルスは重症急性呼吸器症候群(SARS)が数か月かけて感染させた人数を上回りました。1月30日、世界保健機関(WHO)はこの感染拡大を世界的な緊急事態と宣言しました。

以下のグラフは、最初の症例で症状が記録された日から始まる累積感染者数を示しています。新型ウイルスと比べると、SARSの拡大が勢いを増すまでにははるかに長い時間がかかりました。2012年にサウジアラビアで初めて出現した中東呼吸器症候群(MERS)は、ほぼ2,500人に感染するまでに8年かかりました。

最初の症例以降の確定感染者数。Image: ロイター

最新の統計によると致死率は約2.2%ですが、確認されていない症例が多数存在する可能性があるため、実際の致死率はこれより高いか低い可能性があると、感染症の専門家は指摘しています。

SARSウイルスは感染者全体の約10%を死亡させた一方、2012年に確認されたMERSの流行の致死率は約35%でした。

致死率Image: ロイター

感染症の専門家は、新型ウイルスの拡大速度が速く、信頼できる診断検査が最近になってようやく導入されたことを踏まえると、その特性について確信を持つまでにはさらに数週間かかると警告しています。

「全員が診察を受けているわけではなく、全員が検査を受けているわけでもありません」と、ナッシュビルにあるヴァンダービルト大学医療センターの予防医学・感染症学教授であるウィリアム・シャフナー博士は述べました。

「私を含むすべての専門家は、このウイルスについて私たちがまだ多くを知らず、進めながら学んでいるという点を国民に伝えています。それは、あまり安心できる話ではありません。」

一部の専門家は、新型ウイルスが季節性インフルエンザと類似点を持つのかどうかに疑問を呈しています。季節性インフルエンザは致死率は低いものの、非常に多くの人に感染するため、世界の保健推計によると、毎年50万人を超える人が死亡する可能性があります。

ウイルスの拡散速度Image: ロイター

新興感染症の発生時には、最も重篤な症例が最初に特定されます。新型コロナウイルスの感染症は、風邪に似た軽い症状から、肺炎、急性呼吸器疾患、死亡に至る重症例まで幅広くあり得ます。

シャフナー氏によると、中国での新型コロナウイルス感染の確定症例のうち約20%が重症に分類されており、これはSARSやMERSと同様の割合です。

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