世界の健康について、あなたが知らなかったかもしれない5つのこと

A man crosses a main road as pedestrians carrying food walk along the footpath in central Sydney, Australia, August 12, 2015. REUTERS/David Gray - GF10000172537
About 13% of the world’s population was obese in 2016.Image: REUTERS/David Gray - GF10000172537
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「健康を保つ唯一の方法は、食べたくないものを食べ、飲みたくないものを飲み、したくないことをすることだ」。マーク・トウェインはそう言いました。世界の健康課題への答えも、これほど単純であればよいのですが。

ポリオの根絶から薬剤耐性への対処、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの実現まで、医療分野のリーダーたちは今週ジュネーブで開かれる第72回世界保健総会で、盛りだくさんの議題に臨みます。

5月20日から28日まで世界の医療関係者が集まるのに合わせ、世界各地の健康課題について、あまり知られていない5つの事実を紹介します。

1. 肥満は深刻な問題

私たちの多くは、低体重よりも肥満が大きな死因となっている国に暮らしています。この状態は大部分が予防可能であるにもかかわらず、2016年には世界人口の約13%が肥満でした。また、低・中所得国の多くでは、肥満と栄養不良が併存し、同じ地域や世帯の中で見られることもあります。

2. 所得の低い国々は取り残されている

ブルッキングス研究所の報告書によると、保健分野の研究開発には年間約1,600億ドルが費やされていますが、そのうち開発途上国に回るのはごく一部です。

極めて貧しい国々の人々に主に影響する多様な熱帯性疾患の治療薬開発、いわゆる顧みられない疾病の研究開発は、とりわけ資金が不足しています。

医薬品開発の費用に加え、一部の国における規制上の障壁やガバナンスの課題も、低・中所得国の患者の健康改善に向けた投資が少ない要因となっています。

性別に見た、心血管疾患による米国の年間死亡者総数の推移Image: AHAジャーナル

3. 世界で最も多くの命を奪う病気は、男性より女性を多く襲う

心血管疾患は、世界で最も大きな死因ですが、その理解や治療は、ほぼ全面的に男性を対象としてきました。心臓病は男性に多いものの、女性のほうが多く命を落としていることが研究で明らかになっています。女性は、主流となっている男性を基準にした診断基準とは異なる症状を示すことが多いため、女性の心臓病は見逃されやすくなっています。

Image: 世界保健機関

4. 25秒ごとに、世界の道路で誰かが命を落とす

世界では、毎日約4,000人が道路で命を落としています。その半数以上は、バイク利用者、自転車利用者、歩行者など、身体を守るものが最も少ない人々です。スクーター、モペッド、オートバイの保有台数が世界最多のインドでは、特に深刻な問題です。

5. アフリカが利用できる医療従事者は、世界全体のごく一部

世界の疾病負担はアフリカに大きく偏っていますが、この大陸が利用できるのは世界の医療従事者のわずか3%で、世界の資金へのアクセスも限られています。医療専門職の世界的な分布には偏りがあり、疾病負担が最も小さい国の多くが、最も多くの医療従事者を擁しています。人口規模に対する医師数では、キューバが世界で最も多くなっています。

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