今月初め、デンマークでは風力発電量の顕著な増加が見られたと、 Guardian紙が報じた。 異例の強風により、同地域では国内のエネルギー需要の140%に相当する電力が生産された。その余剰電力は、隣国のドイツ、ノルウェー、スウェーデンに均等に分配された。
これは定期的に起こる出来事ではないものの、風力発電の支持者の間で楽観的な見方が広がっている。業界団体である欧州風力エネルギー協会(European Wind Energy Association)の広報担当者オリバー・ジョイ氏は、次のようにコメントしている。「再生可能エネルギーだけで100%の電力を賄う世界は空想ではないことを、この出来事は示している。風力エネルギーと再生可能エネルギーは脱炭素化の解決策となり得るし、需要の高い時期にはエネルギー供給の安全保障にもなり得る。」
こうした結果を受け、デンマークの風力発電によって、国内の電力の半分を再生可能エネルギーで賄うという2020年の目標を予定より前倒しで達成できるかもしれないとの期待も高まっている。
執筆者:ドナルド・アーマブレヒトはフリーランスのライター兼ソーシャルメディア・プロデューサーである。
写真:デンマークのサムソ島近くの海中に立つ洋上風力発電所。REUTERS/Bob Strong


