世界で最も大気汚染が深刻な都市を誰かに尋ねれば、すぐに北京という答えが返ってくる可能性が高いでしょう。実際には、中国の首都の汚染度は、首位の都市であるデリーの半分にすぎません。
実際、世界保健機関(WHO)が昨年発表した 報告書によると、世界で最も大気汚染が深刻な上位20都市のうち13都市がインドにあります。これを受け、 アジア第3位の経済大国に暮らす子どもたちの健康への懸念が高まっています。
この報告書は、91カ国の約1600都市について、空気中のPM10およびPM2.5、すなわち直径10または2.5ミクロン未満の粒子の濃度を測定し、大気の質を順位付けしました。こうした有害汚染物質は肺に付着し、病気を引き起こす可能性があります。
デリーの年間平均値は153 ug/m3(空気1立方メートル当たりのマイクログラム)で、WHOが推奨する上限の6倍です。一年のさまざまな時期に、この数値はさらに大幅に上昇します。
世界で最も大気汚染が深刻な都市の一覧はこちらです。
著者:ロス・チェイニー、デジタルメディア・スペシャリスト、世界経済フォーラム
画像:2013年2月1日、スモッグに覆われたニューデリーで、インド門戦争記念碑近くの足場を解体する労働者。REUTERS/Adnan Abid



