大陸全体でベンチャーキャピタル部門が拡大し成熟するにつれ、より多くの雇用がこれまで以上の頻度で生まれていると、新たなベンチャーキャピタル調査は述べている。とりわけ、最大の経済規模を持つナイジェリアと南アフリカでは投資が増えており、自国の国境を越えた関心を促す助けとなっている。
ナイジェリアの Hotels.ngが120万ドルの シード資金を調達したことに見られるように、資金調達の選択肢が広がるなか、地元のスタートアップはもはや運試しをするだけではないとの見方がある。大陸の若い起業家たちは、市場の需要に応える事業を立ち上げ、自分自身や多くの人々の雇用を生み出し始めている。

しかし、資金はどこに向かっているのだろうか。起業家が受け取る投資額では、南アフリカが大陸をリードしている。一方、ベンチャーキャピタル投資の件数が最も多いのはナイジェリアで、外国を拠点とする投資が最も多いのはケニアだ。これは、大陸の事業を紹介するプラットフォーム、 Venture Capital for Africaのデータによる。
報告書によると、投資家は投資の際に経営陣とチームを最も重要な要素と考えている。また、投資先を決める際には、その国の経済成長の水準と市場規模が最も重要な要素だという。
投資の大半は電子商取引とソフトウェア開発に向かっているようで、不動産はベンチャーキャピタルにとって最も注目度の低い分野だ。

報告書はまた、1事業あたりの平均調達額が2013年の約13万ドルから2014年には20万ドル超へと増え、59%上昇したと指摘している。おそらくさらに重要なのは、これらの事業が1社あたり平均5.7人の雇用を生み出していることだ。全体では、昨年スタートアップが調達した資金は約2,700万ドルで、2013年の1,200万ドルと比べて増加した。
実績については、調査対象となった事業の70%が収益を上げ始めている。また、企業の3分の1は利益を上げているか、収支均衡に達している。

本記事は Quartzとの協力により掲載されています。掲載は、世界経済フォーラムが見解を支持することを意味するものではありません。
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著者:オマール・モハメドは、タンザニアの商都ダルエスサラーム出身のジャーナリスト。
画像:ナイロビで2Dモバイルゲームを制作する技術者。Reuters/Thomas Mukoya

