マレーシアの4つの人工島で、中国の不動産開発会社カントリー・ガーデンが巨大な新都市を建設している。広告のひとつでは、同社はこの都市を「全人類の夢の楽園」とうたっている。

「フォレスト・シティ」と名付けられたこの1000億ドル規模の都市は、70万人を収容できる。これは、現在のワシントンD.C.の人口よりおよそ2万人多く、人口密度はマンハッタンを上回る。
2016年初頭に始まったフォレスト・シティの建設の様子を、ドローンで撮影した新しい映像が紹介している。
映像から分かるように、すでにいくつかの集合住宅や公園が姿を現し、ほかの高層ビルも建設中だ。2040年までに完成するフォレスト・シティには、オフィスビル、公園、交通網、ホテル、レストラン、店舗、学校のほか、25万戸の住宅が整備される予定だ。
この大規模開発には期待が寄せられる一方で、複数の専門家は、活気ある大都市に必要な住民を集められず、ゴーストタウンになる可能性を懸念している。1970年代以降、中国の開発業者は国内に約500の ゴーストタウンを建設してきた。フォレスト・シティは、中国の開発業者による海外事業として最大規模になる見込みだ。
4月には、フォレスト・シティの住宅購入者約60人(その70%が中国人)が賃貸契約を解約した。報道によると、中国が資金の国外流出を抑える取り組みを強化していることが理由だという。
Business Insiderが以前報じたように、フォレスト・シティでは住宅の供給が需要を上回っている。2016年、カントリー・ガーデンが販売したフォレスト・シティの住宅25万戸のうち、わずか1万5000戸にとどまり、売上高は約26億ドルだった。同社の最高戦略責任者、Yu Runze氏によると、
上の映像では歩いている人があまり見られないが、フォレスト・シティはまだ大部分が建設中だ。

