国際航空運送協会によると、中国は2022年までに世界最大の航空市場になる。国際航空運送協会中間層の拡大と航空分野への政府支援を背景に、航空便や空港建設への需要が高まっている。
以下の5つの図表は、需要の伸びを示している。最初の図表は、国際航空運送協会の予測を示しており、中国では2036年までに新たに9億2,100万人の旅客が加わり、旅客数は合計15億人に達する見込みだ。米国の11億人と比べても多い。

旅客の急増に対応するため、世界第2位の経済大国である中国は、新たに民間空港74カ所を2020年までに建設し、総数を260カ所にする計画だ。2010年の175カ所から増加し、年間8カ所を超えるペースとなる。新空港に関するデータは、民間航空発展第13次5カ年計画で明らかにされた。同計画は、中国民用航空局が発表した。

この動きは、中国の人口構成の変化が世界中に波及することを浮き彫りにしている。同国の経済的繁栄により、多くの人々の所得が増加し、中間層が拡大してきた。中上位層以上の人口割合は、2015年の10%から2030年には35%に上昇すると予測されている。
DBSグループの調査によると、内モンゴル、貴州、新疆、四川、黒竜江など、遠隔地の一部では過去10年間に5カ所以上の空港が建設された。DBSグループ。

国内線と国際線の両方で成長が見られ、このグラフが示すように、さらなる拡大の余地がある。

これらすべてを踏まえると、中国の大手航空会社3社、エア・チャイナ、中国南方航空、中国東方航空は、国際市場でさらに存在感を高め、米国の大手航空会社であるアメリカン航空、デルタ航空、ユナイテッド航空に挑み、旅客数を競うことになる。
この図表は、旅客輸送量の指標である有償旅客キロ(RPK)で測った、最大手航空会社を示している。

その影響は中国国内にとどまらず、航空会社間の競争の激化が運賃を押し下げる可能性がある。また、乗客は従来の主要な乗り継ぎ空港ではなく、広州で乗り継ぐことに慣れていくかもしれない。

