2100年までに、地球上の人々の3分の1がアフリカ人に

Children play on Dala hill at sunset in the old city district in Nigeria's northern state of Kano September 9, 2010. REUTERS/Akintunde Akinleye (NIGERIA - Tags: SOCIETY CITYSCAPE) - GM1E69A0FFZ01
While African mortality is the highest in the world, it has decreased in recent decades.Image: REUTERS/Akintunde Akinleye
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アフリカの人口は急速に増加しています。1900年には推定1億4,000万人でしたが、2010年には10億人に達しました。国連の「中位シナリオ」予測によると、この数は2050年に25億人、2100年には40億人を超えると見込まれています(下図参照)。現在、地球上の6人に1人がアフリカに住んでいます。同じ予測では、その割合は2050年に4人に1人、2100年までに3人に1人を超えるとされています。

この急増の理由は何でしょうか。今後も続くのでしょうか。アフリカの人口は今世紀末までに必然的に4倍になるのでしょうか。

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急速な増加の理由

アフリカの人口が増加しているのは、出生数が死亡数の4倍に上るためです。アフリカの死亡率は世界で最も高いものの、他の大陸ですでに見られたのと同じ傾向に沿って、ここ数十年で低下しています。

出生率も低下しています。アフリカの女性が産む子どもの数は平均4.5人で、40年前の6.5人、20年前の5.5人から減っています。ここでも、他の大陸と同じ傾向が見られます。アジアの女性は平均2.1人、ラテンアメリカでは2.0人、北米では1.9人、欧州では1.6人です。

死亡率の低下と比較的高い出生率が組み合わさり、アフリカの急速な人口増加をもたらしています。国連の中位シナリオが想定するように出生率が低下し続けたとしても、近い将来に人口増加率が下がることはなく、まして人口増加が止まることもありません。これは「人口学的慣性」によるものです。

仮にアフリカの出生率が今すぐ、欧州や中国と同じ水準(女性1人当たり1.6人)まで下がったとしても、これは極めてありそうにないシナリオですが、人口はその後数十年にわたって増え続け、2050年には16億人に達するでしょう。これは、アフリカでは生殖年齢(15~49歳)の若年成人が非常に高い割合を占めているためです。一人ひとりがごく少数の子どもしか持たなくても、出生数は高い水準にとどまります。

国連が1981年に発表した人口予測では、中位シナリオの下で世界人口は2100年に105億人に達するとされていました。最新の予測は2017年6月に発表され、112億人と、7億人上方修正されました。

世界全体の人口はわずかに増えただけですが、その数字の裏には大陸間の人口分布の大きな変化が隠れています。

1981年には、アジアの人口は2100年までに59億人に達すると予測されていましたが、2017年には48億人へと下方修正されました。同様に、ラテンアメリカの2100年の人口は11億8,700万人から7億1,200万人へと引き下げられました(約40%の減少)。一方、アフリカについては、1981年の予測で22億人だった人口が、2017年には倍の44億人に修正されています(下図参照)。

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出生率の傾向をめぐる近年の予想外の展開

最初の驚きは30年前、アジアとラテンアメリカの多くの国で、出生率が予想を上回る速さで低下していることが調査で明らかになったときに起きました。この新たな傾向を受け、国連はこれらの大陸の人口予測を大幅に下方修正しました。

より最近の2つ目の驚きは、アフリカ熱帯地域に関するものです。この地域では社会・経済の発展が遅いため、出生率の低下はアジアやラテンアメリカより遅れて始まると予想されていました。しかし、低下のペースは最終的に、グローバルサウスの他の地域で見られた水準に達すると想定されていました。

実際、北アフリカと南アフリカではそうなっていますが、アフリカ熱帯地域では出生率の低下がより緩やかに進んでいます。これがアフリカの人口予測が上方修正された理由です。この大陸は2100年までに世界人口の3分の1超を占める可能性があります。

今後数十年に何が起きるのでしょうか。

これらの数字は予測であり、未来がすでに決まっているわけではありません。しかし、人口予測は短期、すなわち10年、20年、30年の期間で人口規模を予測する場合、かなり信頼できます。

2050年に生きている男女の大半はすでに生まれており、その人数は分かっています。また、現在生きている人々のうち、その年までに亡くなる割合もかなり正確に推定できます。

今後20年間に子どもを産む女性もすでに生まれており、その人数は分かっています。また、その女性たちが産む子どもの数も、比較的正確に予測できるため、新たに生まれる子どもの数も推定できます。

止めようのない人口学的慣性の結果、アフリカの人口は2050年までに必然的に倍増します。今後の経済発展の速さ、女性教育の向上、家族計画政策の実施状況によって、2100年のアフリカの人口は現在の3倍、4倍、5倍、または6倍になるでしょう。

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