スペイン、性暴力法を改正し被害者の権利を強化へ

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The main change would see all non-consenual sex classified as rape.Image: Unsplash/Eric Ward
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政府筋は木曜日(2月20日)、スペイン政府が被害者の権利を強化し、こうした犯罪への国家の対応を改善するため、性暴力に関する法規制を厳格化する構えだと述べた。

いわゆる「ウルフパック」事件を含む注目度の高い裁判が相次いだことを受け、刑法の該当部分を改正するよう求める声が高まっている。同事件では、パンプローナの毎年恒例の牛追い祭りの最中、18歳の少女が集団強姦された。

スペインのニュースサイト、eldiario.esが法案草案を引用して報じたところによると、新法案が提案する主な変更点は、同意のない性行為をすべて強姦と分類することだ。

ロイターが取材した政府筋は、匿名を条件にeldiario.esの報道が正確だと認めたが、文書はあくまで草案だと強調した。

身体的暴力や、被害者を抵抗できない状態にするための薬物またはアルコールの使用など、加重要因がある場合は刑罰が重くなる。こうした事件は、ジェンダーに基づく暴力に関する犯罪と同様、性犯罪を専門に扱う裁判所の特別判事が審理する。

スペインの現行法では、暴行を強姦と分類するには、加害者が身体的暴力または脅迫を用いている必要がある。

政府筋によると、同法には職場での性的嫌がらせに対処する手続きや、性犯罪の防止と啓発を目的とする措置も盛り込まれる。

画期的な「ウルフパック」判決以降、いくつもの事件が世間の注目を集めている。この判決で最高裁判所は、10代の少女を襲った男性5人について、従来の性的虐待という判決を覆し、強姦罪で有罪とした。

11月、バルセロナの裁判所が14歳の少女を強姦したとして起訴された男性5人を無罪とし、より軽い性的虐待罪で実刑判決を下したことを受け、抗議デモが起きた。その1カ月後、北部の都市ブルゴスでは、元サッカー選手3人が未成年者を強姦した罪で重い刑を言い渡された。

スペインの新たな左派連立政権は女性の権利強化を優先課題としている。一方、世界経済フォーラムは、ジェンダー平等の度合いで同国を世界第8位に位置づけている。

新法により、政府はあらゆる形態の性暴力に関する調査と報告の改善も目指している。

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