インドでの世界のリーダーとの会合、7つの重要な瞬間

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世界経済フォーラムの第33回インド経済サミットが、ニューデリーで閉幕しました。ビジネス、政府、市民社会、芸術・文化、科学・学術界から約650人の世界のリーダーが参加したこのサミットのテーマは、世界的課題に関するインド発のナラティブを創るでした。

気候変動、インドの文化的ルネサンス、インフラ、ジェンダー平等、観光、教育、スキル、そして紙幣廃止や物品・サービス税を含む経済改革が、主要議題として取り上げられました。

会合での注目点や重要な瞬間をいくつかご紹介します。ライブ配信された33のセッションを見逃した方は、こちらからもう一度ご覧いただけます。当ウェブサイトのこちら。

インド初のオープンフォーラム

人口13億人のうち3分の2が35歳未満というインドの人口構成上の優位性は、開発に向けた大きな機会となります。

インドは、こうした若者が革新を生み出せる環境をどのようにつくれるでしょうか。

それが、セッション「私のインド@2022のテーマでした。このセッションは、インドでの当フォーラムの会合で初めて開催されたオープンフォーラム(一般市民に開かれたセッション)です。

セッションに先立ち、Twitterのフォロワーに次の質問を投げかけたところ、1万7,000件もの回答が寄せられました。

議論の重要なテーマは、予想どおり雇用でした。より具体的には、なぜ政府の改革が雇用機会につながっていないのでしょうか。

その答えの一端は、ビジネスを取り巻く環境の改善にあると、mapmygenome.inの創業者兼CEO、アヌ・アチャリヤ氏は説明しました。

既存の産業の中にも、雇用を創出できる分野はたくさんあります。大切なのは、まだ活用されていない可能性を引き出すことです」と、インドの繊維・情報・放送大臣、スムリティ・ズービン・イラニ氏は述べました。

ボリウッドの大スターが、うつ病との闘いを語る

Image: 世界経済フォーラム/ベネディクト・フォン・レーベル

ボリウッドのディーピカー・パードゥコーン氏が対談に参加し、著名な神経科学者で医師のムラリ・ドライスワミ氏とともに、メンタルヘルスの問題をめぐる現在の偏見について考察しました。

いつ自分がうつ状態だと気づいたのかと尋ねられ、パードゥコーン氏は、「自分が完全にはここにいないような感覚」から始まったと語りました。

自身の体験を共有したことで「気持ちが軽くなった」と語る女優は、同じように他の人々を助けるため、ライブ・ラブ・ラフ財団を設立したと話しました。

パードゥコーン氏はまた、インドにおけるメンタルヘルスをめぐる語り方を変える必要があると聴衆に伝えました。精神疾患も身体の病気と同じように治療することが重要だと、彼女は考えています。

ブログ・プラットフォーム「Agenda」でメンタルヘルスとうつ病に関する皆さんからの質問に答えたドライスワミ教授は、パードゥコーン氏が自身のうつ病について語ったことは、インドのメンタルヘルスにとって変革をもたらす出来事だと述べています。

インドは気候変動対策を主導できるでしょうか。

インドでの会合では、汚染と環境が大きな話題となりました。電力の約3分の2を依然として石炭で賄う同国のリーダーたちは、パリ協定への参加に当初は消極的だったものの、気候変動への取り組みで主導的な役割を果たす意欲を示しています。

2027年までに、インドの電力の60%は非化石燃料由来となり、画期的なパリ協定で設定された目標をほぼ20%上回る見込みです。

インドは、道路を走るガソリン車やディーゼル車の台数削減も目指しています。政府は2030年までに、新車と新型トラックをすべて電気自動車にすることを目指しています。

インドはこれらの目標を達成し、壊滅的な気候変動の防止で世界を主導する準備ができているでしょうか。セッション「パリ協定を主導する」は、こちらからご覧いただけます。

障害者の権利を訴える活動家、マルヴィカ・アイヤー氏との対談

会合の共同議長の一人であるマルヴィカ・アイヤー氏は、両脚を切断し、爆弾の爆発を生き延びた経験を持ち、現在は障害者の権利とジェンダー平等を訴えています。また、国連青少年育成機関間ネットワークの若者とジェンダー平等に関する作業部会のメンバーも務めています。

Facebook Liveのインタビューで、彼女はレジリエンス、個人的な困難の克服、そして人々を気遣う余裕もないほど速く動くことの多い世界における障害者の権利について語りました。

新シルクロードがインドにとって意味するもの

インドのナレンドラ・モディ首相は、中国から欧州へと延びる総額9,000億ドル規模の巨大な貿易ルート、中国の「一帯一路」構想を「植民地主義的な事業」と呼びました。インドや南アジアの他の国々は、経済統合の必要性と国家主権をどう両立させるのでしょうか。

セッション「アジアの新たな常態では、この問いが議論の中心となりました。

両国間に緊張があるにもかかわらず、インドが中国と競争する必要はないという点で、一部のパネリストの意見が一致しました。

インドの国会議員、シャシ・タルール氏はこう述べました。「中国の戦略的ビジョンは、超大国としての地位を確立することです。私たちはそれと共存する方法を学ばなければなりません。競争は重要ではありません。今以上に協力すべきです……象と龍はともに踊ることができます。」

ところで、新シルクロードをご存じない方は、こちらの包括的なガイドをご覧ください。

インドの女性と労働力

インドの女性の労働参加率は世界でも最低水準の一つで、過去10年間にさらに低下しました。一方、女性が同国のGDPに占める割合はわずか24%で、世界平均の48%を下回っています。これは、国内のほぼすべての競争試験で女性が上位を占め、最難関大学では男性より女性の数が多いにもかかわらずです。

インドは、女性が労働市場に参入し、働き続け、キャリアを築けるよう、どうすれば確実に後押しできるでしょうか。

これが、ニューデリーで開催された最後のセッションの一つのテーマでした。

中間管理職に女性が目立って少ないと、ウェルスパン・インディアのCEO、ディパリ・ゴエンカ氏は述べました。しかし、研修やメンタリングが状況の改善に役立ちます。

職場で平等を推進するには、女性に男性の同僚の支援が必要なのでしょうか。司会を務めたユーロニュースのアンカー、マイトレイ・シータラマン氏が問いかけました。

ジロトラ氏はさらに、交代制勤務の女性の安全を向上させるために、政府にはもっとできることがあると付け加えました。

最後に、経済開発を担う政府機関NITIアーヨグのCEO、アミターブ・カント氏は、女性が労働力に加わるずっと前から変化を起こす必要があると主張しました。

インドの200億ドルの好機

驚くべきことに、インドが昨年受け入れた外国人観光客はわずか900万人でした。フランスは8,400万人以上を受け入れています。インドの国内観光産業が活況を呈する一方、国際市場には明らかに改善の余地があります。

ベイン・アンド・カンパニーは、外国人訪問者を年間さらに2,000万人増やせば、観光収入が200億ドル増え、100万人の雇用を創出できると推計しています。また、インドの政策立案者は、2030年までに同国を世界最大の航空市場にする目標も掲げています。インドはこの可能性をどう実現できるでしょうか。

それを焦点とするのが、新たな報告書「インクレディブル・インディア2.0―インドの200億ドルの観光機会」です。今週、ここニューデリーで発表されました。

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