一冊の本がアフリカの飲料水をろ過できる仕組み

一冊の本がアフリカの飲料水をろ過できる仕組み
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サハラ以南のアフリカでは最大 3億5800万人 が、安全な飲料水を確実に利用できずにいる。現在、研究者たちは、ページを水のろ過に使用できる、水の安全性に関する本を考案した。

南アフリカ、ガーナ、ケニア、ハイチ、バングラデシュの汚染された水源25か所で行われた試験では、銅と銀の微粒子を含むこの本が細菌の99%以上を除去できる可能性があることが示された。これは、 プロジェクトの成果 に基づくもので、昨日(8月16日)に始まったアメリカ化学会の全国大会で発表された。

ピッツバーグのカーネギーメロン大学のテリ・ダンコビッチ氏は、「飲める本(the drinkable book)」と呼ぶこの研究を主導している。ある試験では、何百万もの細菌を含む下水で汚染された溝を検証したという。「たとえこのような高度に汚染された水源であっても、私たちの銀と銅のナノ粒子紙を用いることで99.9%の純度を達成でき、細菌数を米国の飲料水と同等の水準にできます」 と彼女は述べた。

各ページには銀と銅のナノ粒子が埋め込まれている。ページには英語と現地語による説明があり、水はページそのものに注がれてろ過される。1ページで最大100リットル(約26ガロン)の水を浄化でき、1冊の本で1人の飲料水の必要量を約4年間賄えると、研究者らは述べた。

本記事は、 Quartz Africaとの協力により掲載されたものです。掲載が、世界経済フォーラムによる見解への支持を意味するわけではありません。

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著者:Lily Kuoは、ナイロビを拠点に、東アフリカおよびアフリカにおける中国関連の取材を担当している。

写真:2012年6月12日、ケニアの首都ナイロビの南に位置する半乾燥地域カジアド郡で、Nalepo Primary Schoolの男子生徒たちが、プラスチック製のボトルや缶に集めた水を運びながら学校へ戻る様子。REUTERS/Noor Khamis。

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